これは私が大学生で1人暮らしをいていた頃の話。
深夜までのバイトが終わって帰宅中、イノシシに遭遇したんです。
それもすぐ目の前。
後2mでタッチできるかできないかぐらいの距離に奴がいました。
怖すぎて今でも田舎の夜道を通ると思い出してしまい、震えが止まりません。
軽くトラウマです。
正直よく生きて帰れたなと今ではしみじみ感じています。
今回はその当時の話をしていきます。
イノシシが怖すぎて引っ越した話。
大学生の頃、初めて野生のイノシシに遭遇しました。
バイトからの帰宅中で後、50mぐらい歩けば家に着くかなというところ。
やばくないですか?
つまり、家のすぐそこにイノシシがいたんですよ。
しかも後2mもあればタッチできるぐらいの所にです。
夜で視界が悪かったので、前にイノシシがいるとか全く気づきませんでした。
もう震え上がる暗い怖かったです。
たしかに当時私が住んでいたアパートの近くにはちょっとした山がありました。
でも流石にイノシシはいないだろうな〜なんて思ってた高校生の頃の自分をマジでぶん殴りたい。
多分、不動産屋さんもまさかあの近辺に猪がいるとか想像もしてなかったんだと思います。
イノシシと遭遇した後に取った行動
とりあえず、立ち止まって考えました。
というか動けなかったんです。
でも思いの外、これが正しい行動だったみたいで、イノシシ側も特に動きは見せませんでした。
お互いに対面して、睨み合ってるようなイメージです。
そんな感じで5秒ぐらい対面した後、ジリジリと後退りしました。
運良くイノシシ君も追いかけてくることはなく。
それで一旦は回避できました。
回避できたけど、家に帰れない問題。
無事、命は守れたのですが、問題はその後です。
イノシシ君はずっと私の家から50mぐらいの範囲をウロウロしていました。
要は帰り道にイノシシがいて、通りたくても通れないのです。
これはもうマジで困りました。
時間は夜中の2時を回りそうな時間帯。
翌日は1側から授業があるというのに。
これじゃ寝る時間がなくなるじゃないかい。
とイライラしつつもイノシシ君にその怒りをぶつけることはできず。
困り果てた私は、近くの交番に助けを求めることにしました。
交番で助けを求める。
交番は家から20分程の距離にありました。
まさかイノシシが怖くて警察のお世話になることになるなんて、昔の私は想像すらしてなかったと思います。
しかし、そんなこと言ってられる程余裕はありません。
だって当時の私は帰宅難民。
イノシシに家を奪われたようなものです。
半分涙目で交番に行き、警察に相談しました。
鼻で笑われたけど、送ってくれた。
「家の前にイノシシがいて・・・帰れないんです」
と言ったら鼻で笑われました。
人が本気で困ってるのにひどい・・・。
と思いましたが、笑う気持ちも分からなくはありません。
ただ事情を詳しく話したらとりあえず家までは送ってくれるとのことで、車で家の前まで送ってもらいました。
その時にはもうイノシシはいなくなっていて、警察の方から「本当にいたの?」的な目で見られたのが悲しかったです。
イノシシの出没は一回きりではなかった。
これで一件落着かと思いきや。
イノシシの出没は一回きりでは終わりませんでした。
まさかの翌日にも出たのです。
その日もまたバイトが終わって帰ろうとしていた時。
以前と同じ場所でウロウロしていました。
多分、もうその近辺に住み着いてたんだと思います。
こんな毎晩、毎晩出没されたら怖すぎて家にいるのですら怖いです。
また交番に行くのも尺だったので、その日は友達に電話して泊めてもらい、翌朝帰宅しました。
後でわかったのですが、私の家近辺に住み着いてたイノシシは大体深夜帯に現れ、翌朝には消えていたみたいです。
その後はどうしたの?
結論からいうと、1ヶ月後ぐらいに引っ越しました。
引越しすると決めてから実際に引っ越すまでの時間で世界ランキング作ったらかなり上位に入ると思います(笑)
でもマジで怖すぎたんです。
毎晩帰りにイノシシがいたらどうしようとヒヤヒヤしながら帰るのは心臓に悪すぎます。
一応私が住んでたのはアパートで、他に住んでいる人もいたのですが、その人達は出会わなかったのか考えると不思議でなりません。
(田舎だからイノシシには慣れてる人も多かったのかな)
とりあえず自宅近辺でイノシシが出て怖い人はいっそ引越してしまってもいいのかもしれません。
少なくとも私は引越して正解だったかなと感じました。
おわり。
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