引越した後って車も住所変更しないといけないんですか?そんなの知らなかったんですけど・・・。
こんな方向けの内容です。
引越しの後に車の住所変更もしないといけないなんて初見殺しすぎますよね。
私もそんなの知らなくて、放置してました。
そしたらある日、前住んでた自治体の市役所から
「転出に伴う軽自動車等の定置き場所変更のお知らせ」
というはがきが届いたんです。
その内容を見て初めて車の登録住所も変更しないといけないんだって知りました。
今回はその時の体験からやる必要のある事をまとめてご紹介します。
軽自動車の住所変更でやること&必要な理由!
まずはそもそもなぜ軽自動車の住所変更が必要なのか理由から解説します。
理由は大きく3つです。
- 車検証に車の所有者や使用者に関する情報が記載されており、変更があれば届け出が必要だから
- 軽自動車税の納付書が前の住所に届いてしまうから
- 車検を受けられない可能性があるから
要は、やっておかないと定期的な納税や車検がスムーズにできない可能性があるんです。
納税、車検ができなくて今後車が使えなくなったら困りますよね。
だから引っ越した後は早急にやる必要があります。
道路運送車両法第12条では登録内容に変更が生じた場合15日以内に変更手続きを行う必要があるとされています。申請を怠った場合、最悪50万円以下の罰金の可能性もあり。
ちょっと怖いですが、知らなかった場合は早急に済ませれば大丈夫です。
私も知らなくて引っ越しから半年以上経過した後に手続きしましたが、特に罰金など科せられていません。
かといって長引かせるのは厳禁です。
少なくとも次に迎える納税、車検までには済ませておいた方がいいでしょう。
軽自動車の住所変更はオンラインでもできる?
結論から言うとオンラインではできません。
ネットで調べてみると
「軽自動車 住所変更 オンライン」
というサジェストも出るので、もしかしたらと思ったのですが、対応しているのは普通車のみでした。
ちなみに普通車の場合はOSS「自動車保有関係のワンストップサービス」を利用することでオンラインで住所変更の手続きもできるそうです。
軽自動車はまだ未対応ですが、今後もしかしたら実装される日がくるかもしれません。
軽自動車住所変更のために必要な書類とやるべきこと
軽自動車の住所変更をするには今住んでいる自治体を管轄する「軽自動車検査協会」まで足を運ぶ必要があります。
「○○県(住んでいる都道府県) 軽自動車検査協会」でネット検索すればどこで手続きしたらいいか分かりますよ。
手続きができるのは軽自動車検査協会の営業時間のみです。
私の住んでいる自治体の場合は
- 平日の9:00~11:30
- 平日の13:00~16:00
となっていました。
土日祝日や16:00以降は手続きできないので注意が必要です。
さらに軽自動車検査協会の公式HP情報によると
※業務受付時間内に申請書類等を提出いただく必要があります。申請書の記入、ナンバープレートの取外し等に必要な時間を考慮のうえ、お時間に余裕をもってお越しください。
https://www.keikenkyo.or.jp/office/details.html?pdid=27
との記載もあります。
手続きに行く場合は、業務受付時間に間に合うよう時間に余裕を持って向かいましょう。
軽自動車検査協会に行く時は何を持っていけばいいの?
引っ越し後の住所変更であれば、以下5つを持参すればOKです。
- 車検証
- 印鑑証明書or住民票(マイナンバーの記載のないもの)
- ナンバープレート
- ドライバー(なければ借りることも可能)
- 手数料・ナンバープレート料金分のお金(私の場合は合計2,250円かかりました)
車検証とナンバープレートは手元にあるはずなので、事前に準備が必要なのは印鑑証明書か住民票です。
マイナンバーの記載がない書類をどちらか1点市役所で貰っておきましょう。
手続きにかかる料金は住んでいる自治体によっても異なりますが、2,000円~3,000円程度かかります。
ドライバーはなければ借りることもできるので、持ってない場合は持参しなくてもOKです。
軽自動車検査協会の住所変更手続きでやることは?
住所変更当日にやることは2つです。
- 渡される書類に必要事項を記載する
- ナンバープレートを変更する(管轄が変わる場合のみ)
私の場合は14時30分頃に到着して終わったのは16時30分くらいでした。
およそ2時間かかったことになります。
所要時間は当日の混雑時間も影響するので一概に何分とはいえませんが、思ったよりも時間がかかると思っておいた方がいいです。
渡される書類に必要事項を記載する
時間が掛かる理由の1つが書類の記載です。
書類の記載といっても難しいことはないですが、書く項目が結構多い。
- 旧住所
- 新住所
- 自動車の旧所有者
- 自動車の新使用者
- 車検証に記載されていること
などを中心に結構沢山書かされます。
所有者、使用者が変わる場合は頭がてんてこしてかなり疲れるのかなと感じました。
ナンバープレートを変更する
県を跨ぐ引っ越しだった場合は、ナンバープレートも変更する必要があります。
驚きだったのがナンバープレートの変更は職員の人がやってくれるわけではなく自分でやらないといけないんです。
受付に行くと事務の方から
ナンバープレートはお持ちですか?
と聞かれて
はい。車に付いてますよ。
と返事したら
あら~。じゃあ取ってきてください♡
と当たり前のような物腰で言われたので驚きでした。
そもそも
「え、ナンバープレートって自分で取れるん?」
って認識だったのでびっくりでしたが、ドライバーを使うと案外簡単に取り外しできます。
ドライバーは受付で貸してくれるので、借りればOKです。
引っ越したのに住所変更していない知り合いもいるんだけど・・・
本記事を読んでいる人の中にはこんな疑問がある方もいるのではないでしょうか。
知り合いも引っ越したけど住所変更してないって言ってたな。
しかも特に「住所変更してください」という知らせもきてないというから不思議です。
これに関して考えれる理由は
- 所有者・使用者が親で登録住所が実家になっているから
ではないかと思われます。(あくまで推測)
例えば、私の場合は自分で車を買ったので、所有者・使用者は自分。
登録住所も実家ではなく、就職してから新たに住み始めた場所で登録していました。
一方で
- 親から譲り受けた車をそのまま使っている
人も多いです。(私の知り合いはこのパターンが多数)
なので事実上は親が引っ越さない限り、行政の方も車の住所が変わったことを知る術がないのかなと。
ある意味、住所変更手続きを避ける抜け道のようにも見えますが、故意にやるのはあんまり良くないと思います。
自動車の所有者・使用者も変われば変更が必要
本来自動車の所有者・使用者が変われば変更が必要です。
名義を変更しない状態で放置していると万が一事故など起こした場合の保険関係がめちゃくちゃ面倒になる可能性もありますし、好ましいことではないです。
なので今住所変更していないという知り合いも
本当はやる必要があるのにやってないだけ
という可能性が高いと思います。
めんどくさくて手続きを避けたくなる気持ちも分かりますが、後々面倒にならないようやるべきことはやっておくようにしましょう。
優しい人は知り合いで住所変更していない人にも教えてあげるといいかも。
まとめ
今回は軽自動車の住所変更でやることや必要書類について要点だけまとめて解説しました。
必要書類
- 車検証
- 印鑑証明書or住民票(マイナンバーの記載のないもの)
- ナンバープレート
- ドライバー(なければ借りることも可能)
- 手数料・ナンバープレート料金分のお金(私の場合は合計2,250円かかりました)
手続きができるのは平日の営業時間の間だけです。
土日祝日はできないので、なんとか時間を作って行くようにしましょう。
所要時間は当日の混雑具合にもよりますが、意外と時間がかかるので、後の予定は余裕を持たせておくのがおすすめです。
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