iPhoneを充電しようとしたら突然現れた
「Lightningコネクタで液体が検出されました」
という表示。
緊急警報のような表示で初めて見ると凄く心臓に悪いですよね。
私も先日初めて経験したのですが、3時間ぐらい充電できなくて本当に困りました。
今回はiPhoneで液体検出表示が出た時の対処法と治った体験談について解説していきます。
iPhoneでLigtningコネクタで液体が検出されましたと表示が出た時の状況

この表示が出るという事はiPhone本体かLigtningコネクタ(充電器)に液体が付着しているということです。
私もこの時は心辺りがありました。お風呂場でNetflixを視聴していたんです。
ただ別にiPhone本体が水に浸かったわけでも、濡れた手でiPhoneに触れたわけでもありませんでした。
恐らくお風呂場内の水蒸気などがiPhone本体の充電部分に入ってしまってこの表示が出るようになってしまったのではないかと思われます。
どんな時に出るの?
お風呂場での使用以外にも以下のような状況だとこの表示が出やすいです。
- 雨の中や水気のある場所でiPhoneを使用した。
- iPhoneを濡れた手で触った。
- iPhoneが水没した、または水に濡れた。
- ケーブルの端子が濡れている。
梅雨など湿度の高い時期に外で使用していると出る事もあります。
一方でiPhoneが濡れてなくても出ることもあります。
例えば以下のような状況ですね。
- 純正ケーブルを使用していない。
- 充電口に異物(ホコリ、ゴミなど)が入り込んでいる。
- iPhoneの湿度センサーの誤作動。
意外と多いのがAppleの純正ケーブル以外を使っていて出てしまう場合。
100均などで買える安いケーブルはiPhoneの液体検出センサーを誤作動させるような電気的特性を持つものがあるからです。
なにも心辺りがないのに表示が出る場合は純正ケーブルに変えることで解決する場合もあります。
iPhone液体が検出されました表示はいつまで続くの?

この表示はiPhone本体及びLigtningコネクタが完全に乾燥すれば表示されなくなります。
ただ、表示が消えるまでにかかる時間はかなり個人差があるようです。
私の場合は表示が消えるまでに3時間程度かかりました。
表示を消すにはどうしたらいいの?
ネット上では様々な解決策が提示されていますが、試してみた感じ効果のあるものはなかったです。
トラブルなく治すために1番安全なのは
電源を切ってケースから出し、ひたすら待つ
もう本当にこれ尽きます。
色々やるよりも風通しの良い場所にiPhoneを置いて数時間待っておけば自然と乾燥して充電できるようになります。
むしろ変に何か対処しようとする方が故障させてしまうリスクが高くて危険です。
iPhoneから水分が抜けるには最大24時間かかると言われてますので、30分~1時間おきにコネクタを入れて確認しつつ気長に待ちましょう。
iPhoneを乾燥させる際絶対にやってはいけないこと

iPhoneを早く乾燥させるために以下の行動をやってしまいがちですが、故障の原因になるので絶対に辞めておきましょう。
- ドライヤーで乾かす
- iPhoneを振る
- 綿棒やティッシュを入れる
- お米の中に入れる
ドライヤーで乾かす
ドライヤーの熱風はiPhone内部の繊細な部品を損傷させる可能性があります。
特にバッテリーは熱に弱く、高温にさらされると劣化や故障の原因になります。
また、熱風によって接着剤が剥がれ、内部の部品がずれてしまう可能性もあります。
iPhoneが濡れてしまった場合は、電源を切り、柔らかい布で優しく拭き取ってください。
その後、風通しの良い場所で自然乾燥させることが最も安全な方法です。
乾燥剤やシリカゲルと一緒に密閉容器に入れるのも効果的です。
iPhoneを振る
iPhoneを強く振ると、内部に入り込んだ水滴がさらに奥まで入り込んでしまう可能性があります。
また、振ることで部品が破損したり、基板がショートしたりする危険性もあります。
iPhoneを振るのではなく、Lightningコネクタを下に向けて軽くトントンと叩き、表面についた水滴を落とす程度にしてください。
内部に入り込んだ水分は自然乾燥に任せるのが一番安全です。
綿棒やティッシュを入れる
綿棒やティッシュをLightningコネクタに無理に挿入すると、奥まで押し込んでしまい、取り出せなくなることがあります。
また、綿棒の繊維が内部に残り、故障の原因になることもあります。
Lightningコネクタの水分を拭き取る際は、柔らかい布で優しく拭いてください。
綿棒やティッシュを使用する場合は、表面の水分を軽く拭き取る程度にとどめ、奥まで入れないように注意してください。
お米の中に入れる
お米には吸湿性がありますが、iPhone内部の水分を完全に乾燥させることはできません。
また、お米の小さな粒子がiPhone内部に入り込み、故障の原因になることもあります。
iPhoneを乾燥させる際は、乾燥剤やシリカゲルと一緒に密閉容器に入れるのが効果的です。
お米を使用する場合は、iPhoneが直接お米に触れないように、ガーゼや布で包んでから入れるようにしてください。
iPhone緊急時につき無視を選択するとどうなる?
Ligtningコネクタの液体検出表示で、「緊急時につき無視」という所もありますが、正直絶対におすすめしません。
表示を無視して充電すると壊れる可能性が高いからです。
実際無視して充電した方の中には
- 充電中にケーブルから煙が出ていて怖かった
- その時は充電できたけどしばらくしてから充電自体できなくなった
など聞くだけでゾッとするような体験談が多数上がっています。
iPhoneの修理代は高い
iPhoneが充電できなくなってAppleの正規店に修理に出す場合、基本的に本体の交換で対応されることが多いです。
本体交換の場合、最新機種だとおおよそ7~8万円程度かかります。
Appleケア+に加入していれば、1万円程度で済む可能性もありますが、殆どの方は加入されていないはず。
少しでも安く済ませるなら民間の修理業者に依頼するという手もありますが、中には悪質な業者も存在しますので、あまりおすすめはしません。
なので基本的にはiPhoneが乾燥して安全な状態になってから充電する事をおすすめします。
iPhoneの液体検出表示が消えない時はどうする?
iPhoneを24時間以上乾燥させても表示が消えない場合は、残念ながら完全に水没してしまっている可能性が高いです。
その際は迷わず以下2つの方法で修理を依頼しましょう。
- アップルの正規ストアで依頼する
- 信頼性の高い修理業者に依頼する
アップルの正規ストアで依頼する
Apple Storeや正規サービスプロバイダに修理を依頼する最大のメリットはその信頼性にあります。
Appleの正規の技術者が、純正部品を使って修理を行うため品質の高さが保証されます。
また、修理後の保証も充実しており、安心して使い続けることができます。
ただし、正規ストアでの修理は費用が高くなる傾向があります。また、予約が取りにくい場合や、修理に時間がかかる場合もあります。
信頼性の高い修理業者に依頼する
Apple Store以外にも、信頼性の高い修理業者は存在します。
iPhone修理の知識や経験が豊富な技術者の在籍している業者を選べば、高品質な部品を使って修理をしてもらえる可能性が高いです。
民間の業者で1番安心感があるのはダイワンテレコム。総務省からの認可も受けている修理業者で料金も正規店程高くありません。
Appleケア+に加入してなくて修理料金を安く済ませたい場合は一度相談してみていいと思います。
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