ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン原作と映画の結末の違いは?後日談はある?というテーマでお話します。
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は2018年の冬にテレビアニメとして放送開始される前から京都アニメーションの新作として話題になった作品です。
放送が始まると、京アニクオリティーと言われるほどの圧倒的な作画と緻密に作り上げられた物語から「大人が本気で泣けるアニメ」として多くのアニメファンから高い評価を得ています。
そんな「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」ですが原作と映画で結末が違うというところも大きな魅力ですね。
本記事では「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の結末の違いについてまとめ個人的に考察してみた結果をご紹介しています。
では早速ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン原作と映画の結末の違いは?後日談はある?というテーマで見ていきましょう。
ヴァイオレット・エヴァ―ガーデンの作品概要
- 原作者:暁佳奈
- 出版・アニメーション制作:京都アニメーション
- ジャンル:文学・アニメ
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、第5回京都アニメーション大賞で初の大賞を受賞した暁佳奈さん作のライトノベルが原作で、上・下・外伝・エバーアフターの計4巻が発売されています。
ヴァイオレットエヴァ―ガーデンの見どころ
「戦闘人形」としてしか生きてこなかった少女ヴァイオレット・エヴァーガーデンが、最後の戦場で大切に思っていた上官・ギルベルトから聞かされた
「愛してる」の意味を理解するために自動手記人形として様々な依頼者の手紙を代筆し、言葉の裏にある感情を紐解きながらギルベルトが言った愛してるの本当の意味を理解していく物語です。
TVシリーズでは、一話完結のオムニバス形式で全13話あります。
なぜヴァイオレットが代筆に興味を持ったのか、依頼者や一緒に働くCH郵便局の仲間達の思いや感情が1話1話丁寧に描かれていて、アニメとは思えないほど美しい作画も見どころです。
特に10話は、泣ける神回としてファンの間でも随一の人気です。劇場版にも関わってくるお話になってます。ハンカチ必須になってます!準備して見てみてください。
原作と映画の結末の違い?
原作小説と映画の結末に違いはあるのかですが、結論から言うと大きな違いはありません。
しかし原作とTVシリーズには違いがあります。
原作小説ではヴァイオレット・エヴァーガーデンは戦闘シーンや飛行機からパラシュートなしで飛び降りても無傷といったような人間離れしたエピソードもあり「超人」として描かれています。
アニメでは7話までがオリジナルストーリーでヴァイオレットが軍を辞めてから代筆業を始めるきっかけが丁寧に描かれており、比較的穏やかなエピソードが多くなっています。
また、登場人物の原作とアニメで違います。ですが、それぞれのキャラクターにもスポットが当たり魅力的なキャラクターばかりで皆んながヴァイオレットのことを大切に思いヴァイオレットの成長を見守り支えてくれています。
最初は、原作小説やアニメ関係なく気になった方から見てみてください。違いを含めて何度も楽しめる作品になっているので、自信を持ってオススメできる作品です。
原作の結末
原作の結末では、下巻の最終話で亡くなったと言われていたギルベルトがヴァイオレットの絶体絶命のピンチで登場し再会します。
ギルベルトは最後の戦いで戦死したことになっていましたが、実は影ながらヴァイオレットを見守っていたことが明らかになりました。
ギルベルトが現れたことによって一命を取り留めたヴァイオレットは「愛してるの意味がわかったような気がします。」と言いギルベルトもヴァイオレットの成長を感じ感動的な再会を果たすという結末です。
TVシリーズの結末
TVシリーズの最終話では、原作と違いギルベルトの安否が不明なままです。最終話ではヴァイオレットが亡くなったと言われているギルベルトがどこかで生きていると信じ続け自ら手紙を送るという話でした。
TVシリーズのヴァイオレットの成長が感じられる感動的な手紙で「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」シリーズが続いていくと思える最終回です。
そして劇場版へ進みTVシリーズの完結へと向かっていきます。
劇場版あらすじ
不治の病で長い入院生活を送っていたユリスという少年から彼が死んだら大切な家族や友人に手紙を届けて欲しいと依頼を受けるところから始まります。
そんなある日、1通の差出人不明の手紙が見つかりました。
筆跡がギルベルトのものと酷似していたため、ヴァイオレットとかつてギルベルトの上官でヴァイオレットが働くCH郵便局の社長でもあるホッジンスは発送先の孤島へ向かいます。
そこで過去を全てを捨てて別人として生きていたギルベルトと再会を果たしますが、ヴァイオレットのためを思い冷たく突き放すような言葉をかけてしまうのです。
生きていると信じてようやくギルベルトに会うことに成功するものの、ヴァイオレットの思い描いていた再会とはならずその場から走り去ってしまいました。
劇場版の結末
そんな中、島でユリスの危篤の知らせが入り駆けつけようとしますが、嵐のせいで島を出ることができずにいましたが、仲間の同僚の力もあり無事に手紙を届けることができました。
翌日、嵐が過ぎ去り島を離れるヴァイオレットは別れを決意しギルベルトに手紙を残します。
手紙を読んだギルベルトはヴァイオレットを戦争の道具として育ててしまったことを後悔していましたが、ヴァイオレットの素直な思いの手紙に心を動かされ走り出しました。
ギルベルトは船を追いかけヴァイオレットの名前を叫び、ヴァイオレットもギルベルトの思いに気づき海に飛び込み浜辺で再会します。
ギルベルトは自分の心を包み隠さず告白し2人の心は通じ合うのです。
その後全ての依頼を終わらせたヴァイオレットは、CH郵便局を辞めギルベルトの住む島へ行き2人は末長く幸せに暮らそうと指切りをし物語は終わりを迎えるという結末になります。
どの結末も感動的で泣けるんだけど、個人的には劇場版の結末が好きだな。
ヴァイオレットエヴァ―ガーデンの後日談は?
劇場版でTVシリーズからの物語は完結をし、幸せを誓ったヴァイオレットとギルベルト。
2人はその後結婚したのか?子どもや子孫はいるのか調べてみました!
いろいろ調べてみましたが、明確に結婚したシーンや子どもについてはわかりませんでした。
しかし、劇場版のエンドロールでの指切りのシーンを見ると、個人的な願望にも込みで2人は結婚したのではないかと思います。
さらに調査をしていくと、2020年に公開された劇場版の入場特典で配布された短編小説の一つに「ギルベルト・ブーゲンビリアと儚い夢」と言うものがあり、ヴァイオレットとギルベルトのその後が描かれているそうです。
内容を確認することはできませんでしたが、読む機会があれば是非チェックしたいですね。
まとめ
今回はヴァイオレット・エヴァ―ガーデン原作と映画の結末の違いは?後日談はある?というテーマでご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
ポイントは下記の通りです。
- ヴァイオレットエヴァーガーデンは原作とTVシリーズ・劇場版で結末は大きく変わらない
- ヴァイオレットとギルベルトの再会の仕方に違いがある
- 後日談はないが、劇場版の入場特典でのみ明かされている
原作と劇場版の結末には大きな違いはないこと
また、劇場版の入場特典の一つに後日談が描かれているもがあるらしいとの結果がわかりました。
まだ、アニメになっていない原作のストーリーもあるので一ファンとしては美しい映像で放送されることを期待したいです。
何度見ても感動できる作品なので、まだ見たことが無い人はとても素晴らしい作品なので是非チェックしてみてください。
以上ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン原作と映画の結末の違いは?後日談はある?でした。
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