初回から90分という異例の長さで放送された2023年春アニメの期待株『推しの子』。
『かぐや様は告らせたい』の作者としても有名な赤坂アカ先生の人気作ということで、1話から大反響となっていました。
「主人公が○んで、推しの子供になる?」
最高じゃねぇか!
って感じで冒頭は微笑ましい気持ちで視聴していましたが、物語終盤にまさかの事態が。
もう開いた口が塞がりませんでした。
本記事を読みにきた方の中にはまだ視聴していない方もいると思うので、極力ネタバレは避ける形で感想を綴っていきます。
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推しの子アニメ1話の見どころを語る
『推しの子』アニメ1話は90分という異例の長さ。
「映画化かよ!」
と突っ込みたくなりましたが、実際に視聴してみると思ったほど長くは感じませんでした。
ストーリーの展開が早いわけでもないですが、芸能界の裏とかアイドルが抱える悩みについて一般人でも分かるように丁寧に表現されていて非常に見ごたえがあるなと感じました。
アイドルやアニメオタクなど「推し活」をしている方はシンプルに羨ましくてたまらなくなるでしょう。
だって転生したら「推し」のアイドルの子供だったって羨ましすぎない?
僕だったらそのまま死んでもええわ。
あ、一回死んでるのか。
って話は置いといて、個人的に感じた1話の見どころを語っていきます。
芸能人って思った程稼げてない
物語当初、アイドルで2児の母でアイドル・アイは圧倒的な顔や美貌に恵まれながらもそれに見合った仕事は得られていませんでした。
顔がいいのになんで売れないのよ。推しの頑張りが評価されないなんて悲しい。
って思っちゃうオタクも多いと思うんですけど、その闇の真相が少しだけわかります。
「あ~こんなこともあるんだ。芸能人だろうと結局は雇われなんだな~」
って感じで少し寂しくなりました。
芸能界で生き抜く難しさがリアルに表現されている
「売れるためなら時には嘘も方便となる。」
薄々感じてはいても本当に推しがそう思っているとしたら悲しいですよね。
でも芸能人だってお金を稼ぐために自分の顔や名前を売っているんです。
だからこそ自分の気持ちを偽ってでもファンに愛を伝える気持ちは分からなくもない。
けどこれって芸能人だからってファンは厳しすぎるよなとも感じました。
だって一般人も就活の時、嘘ついてでも理想の会社に入ろうとするじゃん?
なのにファンの立場になると「作り笑い」とか「キャラを作りこんでるのが見え見え」とか。
推しも私達も形は違えど「仕事でお金を稼ぐ」という目的で嘘をつくことがあるんだから一概に悪いとも思えないなって感じます。
誰もが役者やアイドルになる素質を秘めているかもしれない
「才能の差って怖いな」
「重曹を舐める女の子」がアクアの演技を見て泣いていたシーン。
子供って監督からいわれるがまま演じているだけで、周りの子とか特に気にしないのかなって思ってたけど、子役も真剣なんだなって。
それに自分の演技が負けていることまで気づいちゃうってすごい。
しかし、本物の天才は自分の演技がすごいことにすら気づいていない。
役者ってガチで感覚とか才能の世界なんでしょうね。
アイドルが結婚したり子供を授かる怖さ
個人的に一番トラウマだったシーンです。
「あ~アイちゃんかわいいわ~」って見てたら
「えっ?えーー!!」
って衝撃的でした。
見た人なら分かるよね。
ガチで辛すぎて途中で見るの辞めようかと思ったレベル。
だってアクアやルビーからすれば推し(母親)が目の前であんなことになるなんて。
想像するだけでも辛いです。
有名人の死をネットで軽はずみに話題にする怖さ
有名人の死はニュースやネットで大々的に報じられ、一般人はオープンな場で平気でその話題について突っ込みます。
時には心無い言葉を呟いたり。
ネットは匿名だからなんでも呟いていいと思っている人間って多いですよね。
でもネットに投稿した内容ってずっと残り続けちゃうんです。
アイドル死後のネットの反応まで忠実に再現されていて、作者のリサーチ力の高さに驚きましたがそれ以上にネットの軽はずみな発言って怖いなって改めて感じました。
推しの「愛してる」の尊さを改めて感じた
特に印象深かったのはアイが最後に呟いた「愛してる」という言葉。
今までは本当の意味で「愛してる」と言えているのか疑問に感じていた彼女でしたが、最後のセリフは本当に尊かった。
アイドルとしてではなく、人間としてファンのことを心から愛していたのではないかと思えるセリフだったと思います。
推しの「愛してる」を素直に受け止められないファンは凶器
結局は推しの「愛してる」を素直に受け取れなかったファンに問題があるよなって感じました。
推しがファンのことを大切に思ってないって心のどこかで感じてしまうと、どうしても推しの言葉を素直に受け取れなくなってしまいますよね。
多分疑ってしまった瞬間に「愛」が「凶器」に変わってしまうんだと思います。
推しの子今後の展開について感じる不穏
1話の展開がジェットコースター過ぎて驚きしかありませんでした。
正直今後の展開についてはかなり不穏だなと感じています。
シンママと幼い子供達の微笑ましい姿を眺めるアニメかなと思ってたら2話以降はまさかの復讐展開。
いや~驚きすぎてついていけないです。
1話のユルい感じが好きだったからさ~・・・
2話以降の復讐物語を見るのは怖い。
なにより1話のラストがトラウマ過ぎます。
冒頭のゆる~い感じが好きだっただけに2話以降のハラハラした展開はちょっと怖いですね。
てか、アイちゃん本当に死んじゃったのかな。
父親が謎過ぎるだろ
父親はマジで誰よ。
気になり過ぎて夜しか寝れないって。
1話ラストの事件になんとなくだけど、父親も関わっているような気がしますよね。
アイの夫でアクアとルビーの父親ってマジ誰なんだろ。
もしかして事務所の関係者だったりするのかな。
まとめ
今回は『推しの子』第1話の感想を独断と偏見で綴ってみました。
1話の展開がびっくり過ぎて正直2話以降の展開がついていけねーよ!って感じになってる人も多いのではないでしょうか。
ってか普通に1話で推しが脱落するなんて想像してなかったですよね。
作者の想像力の豊かさに驚くばかりです。
今後物語がどんな展開を見せてくれるのか非常に楽しみですね。
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