大学の文化祭シーズンが近づくと、SNSはキラキラした投稿で溢れかえりますよね。
- サークルのみんなと準備中!
- 当日は一緒に回ろうね
なんて投稿を見て、なんだか置いてけぼりにされた気分になる人もいるのではないでしょうか。
- 文化祭、正直行きたくないな…
- ぼっちで行くのはしんどいし、わざわざ人混みに出かけるのもめんどくさい
もし、あなたがそう感じているなら、その気持ち、すごくわかります。
実は、筆者である私も学生時代に一度も大学の文化祭に行ったことがありません。
この記事では文化祭に行かない選択は「あり」なのか、そしてその後の時間をどう過ごせばいいのかについて、正直な気持ちを交えながらお伝えしていきます。
なぜ大学の文化祭に行きたくないのか?
大学の文化祭ってマジで行きたくないですよね。
私は部活やサークルにも入っていなかったので絶対に行きたくありませんでした。
「ぼっち」が何より不安
大学の文化祭は、「みんなでワイワイ楽しむイベント」というイメージが強いですよね。
- 教室で友達と出店を出す
- ステージで一緒に盛り上がる
- 可愛い後輩や憧れの先輩とすれ違う
そんな華やかなシーンを想像すると「自分だけ一人で行動する」という状況が何よりの不安になります。
会場を一人でウロウロしているところを、サークルの知り合いや講義が一緒のクラスメイトに見られたらどうしよう。
ご飯を食べるときも、一人でカウンターに座るのは気が引ける。
そう考えると人混みの中で孤独を感じるくらいならいっそ行かない方がいいという気持ちになってしまうのです。
そもそも「めんどくさい」
文化祭に行かない理由として「シンプルにめんどくさい」というのも正直な気持ちではないでしょうか。
普段と違うスケジュールでたくさんの人がごった返すキャンパスを歩き回るのは、想像するだけで疲れてしまいます。
行きたい出店までたどり着くために人混みをかき分けたり、人気のイベントを見るために何十分も並んだり…
そんな労力をかけるくらいなら、家でゆっくり過ごしたいと思ってしまいますよね。
また、文化祭が週末に開催されることが多い分、せっかくの休日をわざわざ混雑した場所で過ごすのが億劫に感じられることも文化祭に行きたくない大きな理由の一つです。
リア充アピールに疲れる
文化祭の時期は、SNSが「リア充アピール」の投稿で溢れかえる傾向にあります。
友達と撮った楽しそうな写真、美味しそうな食べ物の写真、ステージの動画など、誰もが「文化祭を楽しんでいる私」をアピールしているように見えてしまいます。
そんな投稿の波に乗れない自分に焦りを感じたり、「楽しんでるのが当たり前」という無言のプレッシャーを感じて、心底疲れてしまう人も少なくありません。
周りの楽しそうな様子を見るのが辛い、そんな気持ちが強くなるとわざわざその場に行くこと自体がストレスになってしまい、文化祭から足が遠のいてしまいます。
お金と時間の問題
大学の文化祭は、意外とお金と時間がかかります。
交通費がかかるだけでなく、出店でご飯を食べたり、お菓子を買ったり、何かグッズを購入したりと、気付かないうちに出費がかさんでしまいます。
それに、せっかくの休日を丸一日潰してしまうことになります。
もし文化祭に行かなければ、そのお金を自分の趣味や自己投資に回せますし、その時間をアルバイトや課題、資格の勉強などに充てられます。
文化祭に参加することで得られる楽しさよりも、お金や時間を有効活用したいという合理的な考えが先行すると、「行かない」という選択肢が現実的になってくるのです。
結論:大学の文化祭に行かない選択はあり!
「文化祭に行かない」という選択は、決してネガティブなものではありません。
むしろ、自分の意思で時間をコントロールし、本当にやりたいことに集中できる、ポジティブな選択だと私は思います。
私自身、学生時代に一度も文化祭に行きませんでしたが、そのことで後悔したことは一度もありません。
むしろ、文化祭に行かなかったことで、得られたものがたくさんあります。
例えば、文化祭の準備期間や当日の時間を使って、アルバイトを頑張り、旅行の資金を貯められました。
また、資格の勉強に集中したり、興味のある分野の本を読み漁ったり、自分の将来についてじっくり考える時間にもなりました。
文化祭に行かないことには、以下のようなメリットがあります。
- 時間とお金の節約: 文化祭に行くための交通費や、出店での飲食費を節約できます。そのお金は、自分の本当にやりたいこと、例えば趣味や自己投資に回すことができます。そして、人混みで時間を浪費することなく、貴重な週末を自分のためだけに使うことができます。
- 人混みや雑踏から解放される: 物理的なストレスから解放され、心身ともにリラックスできます。家でゆっくり過ごしたり、静かな場所で気分転換したりと、自分にとって心地よい環境で過ごせます。
- 本当にやりたいことに集中できる: 課題、サークル活動、アルバイト、資格勉強など、自分の興味のあることに没頭する時間を確保できます。「みんなが楽しんでいるから自分も行かなきゃ」という焦りから解放され、本当にやるべきことややりたいことに向き合えるのです。
自分の意思で「行かない」と決めることは他人の価値観に流されず、自分の人生を自分でコントロールしている証拠です。
文化祭に行くことが「正しい」わけではありません。
自分の気持ちに正直になり、自分にとって一番良い選択をすることが何よりも大切なのです。
もし「行ってみようかな…」と思ったときに試したい【ぼっちでも楽しむ方法】
文化祭に行かない選択をしたけれど、「やっぱりちょっとだけ行ってみようかな…」と気持ちが変わることもあるかもしれません。
そんなとき、「ぼっち」でも気負わず楽しめる方法をいくつかご紹介します。
大切なのは、「無理しない」こと。気楽に、自分のペースで楽しむためのコツです。
- 心理的なハードルを下げる
- 目的を明確にする
- 滞在時間を短く設定する
心理的なハードルを下げる
まず、心構えから変えてみましょう。
文化祭は「友達と行くべき場所」という固定観念を捨ててみてください。
自分にとっては「広い公園に遊びに行く」くらいの軽い気持ちでOKです。
「一人で行くのが怖い」という気持ちが強いなら、いっそ最初から一人で行くことを楽しむくらいのつもりでいましょう。
誰かと一緒に行動しなくてもいい、むしろ自分の好きなように動ける自由な時間だと考えれば、少し気持ちが楽になるはずです。
目的を明確にする
一人でフラフラと歩き回るのは心細いかもしれませんが、明確な目的があれば大丈夫です。
例えば
- 〇〇サークルのパフォーマンスだけ見る
- どうしても食べたい出店がある
- 推しの教授の講演を聞く
など、具体的なゴールを一つ決めてみましょう。
目的を達成することに集中すれば、周りの目が気にならなくなります。
目的を果たしたらすぐに帰るのもアリです。
文化祭の雰囲気を少しでも味わえたならそれはあなたの小さな成功体験になります。
滞在時間を短く設定する
「一日中いなきゃいけない」なんてプレッシャーは感じなくて大丈夫です。
行ってみて「やっぱり疲れたな」と感じたらすぐに帰りましょう。
- 事前に1時間だけ行ってみる
- お昼ご飯を食べて帰る
など滞在時間を決めておくのがおすすめです。
決めた時間になったら、潔く文化祭を後にする。
そうすれば、人混みに疲れて「やっぱり来なきゃよかった」と後悔するのを防げます。
短い時間でも、文化祭の空気を味わえたことにきっと満足できるはずです。
文化祭に行かない週末をどう過ごす?【具体的な過ごし方提案】
文化祭に行かない選択をしたなら、その貴重な時間を自分のために最大限に活用しましょう。
どう過ごせばいいか迷っているあなたへタイプ別に具体的な過ごし方をご提案します。
- 自己投資に繋がる過ごし方
- インドア派の過ごし方
- アウトドア派の過ごし方
インドア派の過ごし方
家でゆっくり過ごしたいあなたには、リラックスと自分だけの時間を楽しむ過ごし方がおすすめです。
- 気になっていた映画やドラマを一気見: 普段忙しくて見られなかった作品を、この機会にまとめて観てみましょう。お気に入りの飲み物やスナックを用意して、心ゆくまで作品の世界に浸ることができます。
- 読書、ゲーム、SNSなど: 読みたかった本を読んだり、やりたかったゲームに没頭したり、SNSで好きな情報を集めたり。誰にも邪魔されない時間を使って、自分の好きなことをとことん楽しむことができます。
- 部屋の片付けや模様替え: 週末を有効活用して、部屋をスッキリさせるのも良いでしょう。気分転換にもなり、すっきりした部屋で新しい週を迎えられます。
アウトドア派の過ごし方
家から出て気分転換したいあなたには、人混みを避けてゆったり過ごせる場所がおすすめです。
- 近隣のカフェや図書館で読書や勉強: 普段行かない少し遠くのカフェに行ってみるのもいいでしょう。静かな場所で本を読んだり、課題を進めたりするのも良い気分転換になります。
- 一人旅や日帰り温泉: 思い切って少し足を伸ばし、日帰り旅行を計画してみるのもおすすめです。普段の生活から離れて、非日常を味わうことで、心も体もリフレッシュできます。
- ショッピングやウィンドウショッピング: 自分のペースで好きな服や雑貨を見て回るのも楽しい時間です。人混みを避けるために、早めの時間に出かけるのも一つの手です。
自己投資に繋がる過ごし方
時間を有効活用して将来に繋がるスキルを身につけたいあなたには、以下のような過ごし方がおすすめです。
資格勉強や語学学習
興味のある資格の勉強を進めたり、オンラインで語学学習を始めたり。
まとまった時間を確保できるこの機会に、集中して取り組むことができます。
アルバイトをいつもより多めに入れる
自分のスキルアップや将来の資金のために、文化祭の週末をアルバイトに充てるのも賢い選択です。
ポイ活サイト「ハピタス」の活用
ハピタスはショッピングやサービス利用でポイントが貯まる「ポイ活」サイトです。
この週末にハピタス経由で買い物をしたり、クレジットカードを申し込んだりすれば、ポイントを効率よく貯めることができます。
貯まったポイントは現金や電子マネーに交換できるので、今後の自己投資に役立てられます。
文化祭に行かない時間を有効活用し、賢くお金を貯めてみましょう。
まとめ
ここまで文化祭に行かない選択は決してネガティブなものではないということをお伝えしてきました。
文化祭に行くことが「正しい学生生活」ではありません。
大切なのは、周りの価値観に流されず、自分の時間をどう使うか、自分で決めることです。
ぼっちだからと無理をして行ったり、誰かのために我慢して参加する必要はまったくないのです。
私自身文化祭に行かなかったことで自分の好きなことや本当にやりたいことを見つけることができました。
その時間は、私にとってかけがえのない財産になっています。
さあ、今年の文化祭は行きますか?それとも、行かない選択をしますか。
どちらを選んだとしても、あなたの人生はあなたの選択で豊かになります。
あなたの決断が、最高の週末に繋がることを心から願っています。

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