「キャップは好きだけど、被ると何だか似合わない…」
「子供っぽく見えないか心配…」
そんな悩みを抱えていませんか。
その原因、実はキャップの「深さ」と素材選びにあるかもしれません。
秋冬の必須アイテム、コーデュロイキャップ。
今、おしゃれな人が選んでいるのは、顔がすっきり見えて小顔効果も期待できる「深め」のシルエットです!
この記事では、ダサいとは絶対に言わせない、大人も納得の深めコーデュロイキャップに絞り、シルエットが秀逸なおすすめブランド5選を徹底解説します。
深めコーデュロイキャップが「ダサくならない」理由とメリット
浅いキャップは頭の上に乗っているように見え、顔の大きさを強調したり、子供っぽい印象を与えたりしてしまいがちです。
一方、「深め」のキャップがダサくならない理由は、シルエットが大人っぽさとトレンド感を両立させるからです。
小顔効果とトレンドに直結
深めのキャップは頭部をすっぽりと包み込むため、顔全体とキャップのボリュームバランスが整い、自然な小顔効果が生まれます。
また、現在のストリートやカジュアルトレンドは、バケットハットや深めのキャップなどボリュームのあるヘッドウェアが主流。
そのため、深めを選ぶだけで、一瞬で旬な雰囲気を纏うことができ、野暮ったさとは無縁のスタイルが完成します。
コーデュロイ素材を選ぶメリット:季節感と大人の上品さを演出
コーデュロイ素材の最大のメリットは、秋冬の季節感を簡単に、かつ上品に演出できる点にあります。
一般的なコットンキャップは通年使える反面、良くも悪くもカジュアルさが先行しがちです。
コーデュロイの持つ独特の起毛感と、畝(うね)による控えめな光沢は、カジュアルなキャップの形に奥行きと大人の落ち着きを与えます。
特に細畝のコーデュロイは、ウールやカシミヤのコートなどのきれいめなアウターとも相性が良く、カジュアルダウンしすぎません。
素材の上品さが「外しすぎない」絶妙なバランスを作り出し、コーディネート全体を格上げしてくれます。
【徹底比較】深めコーデュロイキャップ おすすめブランド5選
深めなコーデュロイキャップを探しているなら以下の5つのブランドがおすすめです。
- New Era
- CA4LA
- HUF
- Universal Overall
- THE NORTH FACE
New Era
深めのキャップを探すなら、まず押さえておきたいのがNew Era。
特に「9TWENTY」や「9FORTY」といった定番モデルのコーデュロイ仕様は、日本人の頭の形に合いやすい絶妙な深さに定評があります。
フロントのロゴは主張しすぎないミニマルなデザインを選べば、ストリートだけでなく大人カジュアルにも最適です。
圧倒的なカラー・サイズ展開の豊富さも魅力で、自分にぴったりの深さとフィット感が見つかります。
価格帯も手頃でキャップ選びの失敗を避けたい人に最もおすすめです。
CA4LA
CA4LAは、帽子専門ブランドならではの洗練されたシルエットと上質な素材使いが魅力です。
カジュアルなコーデュロイであっても、被りが深すぎず浅すぎない、「大人が使いやすい」上品なカーブを追求したモデルが豊富。
特に細畝(ほそうね)のモデルを選べば、きれいめなコートやウールジャケットにもすんなり馴染みます。
価格帯は高めですが、その分縫製やディテールへのこだわりが強く、長く愛用できる高品質な一品を探している人におすすめです。
HUF
HUFは、スケートボードカルチャーに根ざした、西海岸らしいリラックスした雰囲気が特徴です。
HUFのコーデュロイキャップは、浅すぎず深すぎない絶妙なボリューム感で、カジュアルながらも都会的なセンスを感じさせます。
他ブランドよりもやや太畝(ふとうね)のコーデュロイを使用したモデルが多く、ヴィンテージライクな表情を楽しみたい人に最適。
大胆な刺繍ロゴデザインも多く、シンプルになりがちな秋冬のコーディネートにストリートらしいアクセントを加えたい時におすすめです。
Universal Overall
ワークウェアブランドであるUniversal Overallは、無骨ながらも普遍的なデザインが人気です。
コーデュロイキャップも例外なく、機能性を重視したしっかりとした深さと安定感が特徴。
ツバのカーブも比較的緩やかで、カジュアルな着こなしに馴染みやすいのが魅力です。
最大の強みは、その圧倒的なコストパフォーマンス。
深さや素材のクオリティを考えると非常に手頃で、深めキャップ初心者や、黒・ネイビー・ベージュなど色違いで揃えたい人にとって、最も気軽に試せるブランドと言えます。
THE NORTH FACE
アウトドアブランドとして絶大な人気を誇るTHE NORTH FACEですが、日常使いしやすいコーデュロイキャップも展開しています。
その魅力は、機能素材とのハイブリッドや、撥水加工など、実用性を兼ね備えている点。
デザインはミニマルで、フロントにブランドロゴがさりげなく刺繍されたものが多く、アウトドアスタイルだけでなく、洗練されたアスレジャー(スポーツとレジャー)MIXの着こなしにも最適です。
タウンユースで周りと差をつけたい、機能性も重視したい人におすすめです。
ダサいと言わせない!深めキャップの正解着こなし術
深めのコーデュロイキャップを持っているのに、なぜか野暮ったく見えてしまう人が陥りがちなNG例を解説します。
NG 1: 浅くかぶる(せっかくの深さを活かせていない)
小顔効果を狙って深めのキャップを選んだのに、額の途中で止めて浅く被ってしまうとキャップのサイズが合っていないように見え、不安定で子供っぽい印象になります。
必ず頭を包み込むように深く被り、耳の付け根に少しかかるか触れる程度まで下ろすことで、安定感と洗練されたシルエットが生まれます。
カジュアルアイテムの重ねすぎ
キャップ自体がカジュアルなアイテムであるにも関わらず、ロゴTシャツやスウェットパーカー、そしてルーズなデニムなど、全身をカジュアルなアイテムだけで固めてしまうと、全体が野暮ったく、手抜きに見えてしまいます。
どこか一箇所に「きれいめ」要素を取り入れる「ドレスダウン」を意識しましょう。
ヘアスタイルが野暮ったい
キャップから出る髪の毛のバランスが悪いと、顔が大きく見えたり、全体が重たい印象になったりします。
特に長めの前髪を全部キャップの中にしまうのはNG。
後述の通り、サイドの髪の毛や前髪で「抜け感」を作ることが重要です。
【着こなしTIPS】大人っぽく見せる鉄則3選
深めキャップを「大人カジュアル」として成立させるための、プロの着こなしテクニックをご紹介します。
TIPS 1:目線外しを意識した「抜け感」ヘアスタイル
キャップを被る上で、髪の毛の処理は最も重要なポイントです。
サイドの髪は必ず出す
キャップで顔周りが重たくなりがちなので、サイドの髪の毛を少しだけ残し、耳にかけるか、耳より前に垂らすことで、抜け感と華奢な印象を作ります。
このひと手間で、顔周りに立体感が生まれ、小顔効果がさらにアップします。
前髪は「チラ見せ」か「全出し」でバランスを
前髪は全てしまうのではなく、少しだけおでこにかかるように残すか、いっそのことオールバックのようにキャップの中に収め、顔をすっきり見せるか、どちらかに振り切りましょう。
TIPS 2:きれいめアイテムとMIXする「外し」テクニック
ダサ見えを回避する最大の鉄則が、異素材・異テイストの組み合わせです。
アウターでバランスを取る
コーデュロイキャップ(カジュアル)に対し、チェスターコート、トレンチコート、テーラードジャケットといったきれいめなアウターを合わせましょう。
素材の上品さが、キャップのカジュアルさを引き締め、洗練された印象になります。
足元は革靴かスラックス
トップスがカジュアルでも、ボトムスにセンタープレス入りのスラックスやチノパン、足元に革靴(ローファー、ブーツ)を合わせるだけで、全体が引き締まり、大人の休日スタイルが完成します。
TIPS 3:キャップの色と他のアイテムの色をリンクさせる
初心者でも簡単にできる、着こなしの統一感を出す上級テクニックです。
色を拾う
キャップの色(例:ブラウン)と、アウターのボタン、靴、バッグ、またはインナーの一部など、コーディネート内のどこか一箇所で色をリンクさせます。
メリット
色が繋がっていることで、キャップが浮いて見えるのを防ぎ、全体に一体感が生まれます。
特に黒やネイビーのキャップは、靴やバッグなど黒いアイテムと合わせやすく、失敗がありません。
季節別・シーン別おすすめコーディネート例
秋口:シャツジャケットと細畝キャップで軽快な大人カジュアル
肌寒くなり始めた秋口には、軽快さと季節感を両立させましょう。
インナーにTシャツ、羽織りにCPOやキルティングのシャツジャケットを合わせ、濃いめのデニムで引き締めます。
キャップは、カジュアルすぎないよう細畝のネイビーやカーキを選び、深めに被ることで落ち着いた印象に。
足元はスニーカーでも良いですが、レザーシューズやブーツを合わせると、キャップのカジュアルさを「外した」大人の着こなしが完成します。
冬本番:ロングコートと太畝キャップで上級者の「外し」コーデ
寒い冬こそ、深めコーデュロイキャップが活躍します。
主役はウールやカシミヤなどのきれいめなロングコート。
そのインナーにざっくりとしたニットやパーカーをレイヤードします。
キャップはあえて太畝のブラウンやベージュを選び、コートの上品さに対し大胆にカジュアルな要素をプラス。
これにより、計算された「外し」が効いた上級者スタイルが完成し、重たい冬の装いに温かみと軽快さが加わります。
デート:きれいめニットとワントーンで上品な印象に
デートシーンでは、カジュアルになりすぎないよう清潔感と品の良さを意識します。
クルーネックのハイゲージニットに、センタープレス入りのスラックスを合わせるのが基本。
キャップは、ベージュやアイボリーなどの明るいワントーンカラーを選び、他のアイテムの色とリンクさせると統一感が出ます。
被る際はサイドの髪を少し出して「抜け感」を作り、顔周りをすっきりと。
落ち着いた大人のリラックスムードを演出できます。
まとめ
今回の記事では、深めのコーデュロイキャップこそがダサ見えを回避する秋冬の最強アイテムであることを解説しました。
深めのシルエットは小顔効果を、コーデュロイ素材は上品な季節感を演出し、大人のカジュアルスタイルを格上げしてくれます。
ご紹介したNew EraやCA4LAなど5つのブランドから、あなたの予算や好みの畝の太さ(太畝/細畝)に合わせて選んでみてください。
そして、着こなし術の鉄則である「きれいめアイテムとのMIX」や「抜け感のあるヘアスタイル」を実践すれば、もう「似合わない」と悩むことはありません。
さあ、この秋冬は深めコーデュロイキャップを相棒に、新しいファッションに挑戦しましょう。

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