キャスケット、おしゃれな人がかぶっているのを見ると素敵なのに、
いざ自分が試着してみると「あれ?なんか似合わない…ダサい?」
と感じたことはありませんか?
特に「顔が大きいから似合わないのかも…」と悩んでいる方もいるかもしれませんね。
なぜメンズキャスケットは「ダサい」と言われることがあるのか?

メンズのキャスケットをお洒落に着こなせていたらカッコいいですよね。
しかし、選び方を間違えると途端にダサく見えてしまう事もあります。
実際にキャスケットが出さ見えしてしまう人には以下の特徴があります。
- 選び方・被り方を間違えている
- コーディネートに合っていない
- 一昔前のイメージ
選び方・被り方を間違えている
キャスケットは、その豊富なデザインや素材ゆえに、選び方や被り方を間違えると一気に残念な印象になってしまいます。
例えば、顔の形や頭のサイズに合わないキャスケットを選んでしまうと、アンバランスに見え、不自然な印象を与えがちです。
つばの広さや帽子のボリューム感が顔の大きさと釣り合っていないと、顔が大きく見えたり、逆に小さく見えすぎたりして、全体のバランスが崩れてしまいます。
また、深く被りすぎたり、逆に浅すぎたり、前髪とのバランスが悪かったりすると、せっかくのキャスケットがおしゃれに見えず、野暮ったい印象を与えてしまうことがあります。
自分の特徴を理解し、似合う形や被り方を見つけることが重要です。
コーディネートに合っていない
キャスケットは、帽子のなかでも比較的個性が強いアイテムです。
全体のファッションテイストと合っていないと、キャスケットだけが浮いてしまい、「ダサい」と見られる原因になります。
例えば、極端にカジュアルな服装にクラシックなウールのキャスケットを合わせたり、逆にフォーマルな装いにストリート系のキャスケットを合わせたりすると、ちぐはぐな印象を与えてしまいます。
また、色合わせや素材の組み合わせも重要です。全体のコーディネートの色味や素材感から浮いてしまうと、まとまりがなく、洗練されていない印象を与えてしまうでしょう。
キャスケットを選ぶ際は、普段の服装の系統や色味を考慮し、全体のバランスを考えて取り入れることが大切です。
一昔前のイメージ
キャスケットは歴史のある帽子であり、特定の時期に流行したデザインや素材のものが、現在では「一昔前のもの」という認識を持たれることがあります。
特に、サイズが大きく、ボリューム感のあるタイプや、レトロな色使いのものは、現代のトレンドから外れていると、古臭く見えてしまう可能性があります。
また、漫画やアニメ、映画などの影響で、特定のキャラクターのイメージが強く付随している場合もあり、それがそのまま「ダサい」という印象につながることもあります。
現在のファッショントレンドは常に変化しており、キャスケットのデザインも進化しています。
現代的な素材やシルエット、色味のキャスケットを選ぶことで、古臭いイメージを払拭し、洗練された印象を与えることができます。
顔が大きいからキャスケットが似合わない?それは誤解かも!
「顔が大きいからキャスケットが似合わない」と思っている方もいますが、それは一概には言えません。
むしろ、選び方と被り方を工夫すれば、顔の大きさをカバーして小顔効果を演出することも可能なんです!
似合わないを解決!おしゃれに見えるキャスケットの選び方
お洒落に見えるキャスケットの選び方は大きく4つあります。
- ブランドで選ぶ
- ボリューム感で選ぶ
- 素材で選ぶ
- 色で選ぶ
ブランドで選ぶ
キャスケット選びにおいて、ブランドは品質やデザインの信頼性を示す重要な指標の一つです。
特に「CA4LA(カシラ)」は、日本の人気帽子ブランドとして、質の高い素材と洗練されたデザインのキャスケットを多数展開しています。
カジュアルなものから、上品なウールやツイード素材を使用したもの、トレンドを取り入れた個性的なデザインまで幅広く取り揃えているため、自分のスタイルに合った一品を見つけやすいでしょう。
CA4LAのキャスケットは、日本人の頭の形にフィットしやすいように設計されているものが多く、被り心地の良さも魅力です。
ブランドで選ぶことで、デザイン性だけでなく、耐久性やシルエットの美しさも期待でき、長く愛用できるお気に入りのキャスケットを見つけることができます。
ボリューム感で選ぶ
キャスケットの「ボリューム感」は、全体の印象を大きく左右する重要な要素です。
帽子のトップ部分のふくらみやつばの大きさによって、顔の印象や全体のバランスが大きく変わります。
例えば、顔の大きさが気になる方は、帽子のトップに程よいボリュームがあり、つばが広めのデザインを選ぶと、顔とのバランスが取りやすくなり、小顔効果が期待できます。
つばが顔の幅より少し広いくらいのものがおすすめです。
逆に、顔が小さめの方や、すっきりとした印象にしたい場合は、比較的ボリュームを抑えたデザインや、つばがやや短めのものも選択肢になります。
試着して、鏡で全身のバランスを確認しながら、ご自身の顔の形や体格に合ったボリューム感のキャスケットを選ぶことが、おしゃれに見える秘訣です。
素材で選ぶ
キャスケットの「素材」は、帽子の雰囲気だけでなく、季節感やコーディネート全体の印象を決定づける重要な要素です。
素材によってカジュアルにも上品にもなり、着用シーンやスタイルに合わせた選択が必要です。
- ウールやツイード: クラシックで温かみのある印象を与え、秋冬のコーディネートに最適です。ジャケットスタイルやきれいめカジュアルに合わせると、上品で知的な雰囲気を演出できます。
- コットンやリネン: 軽やかで通気性が良く、春夏にぴったりの素材です。カジュアルなTシャツやシャツスタイルに合わせると、爽やかでリラックスした雰囲気を醸し出します。デニム素材もカジュアルな定番です。
- レザー: クールで洗練された印象を与え、コーディネートのアクセントになります。シンプルな服装に合わせるだけで、モードな雰囲気をプラスできます。
季節や着用する服装の素材感を考慮して選ぶことで、全体の統一感が生まれ、よりおしゃれに見えるでしょう。
色で選ぶ
キャスケットの「色」は、コーディネート全体の印象を大きく左右し、その人の個性や雰囲気を表現する重要な要素です。
初めてキャスケットに挑戦する方や、様々なスタイルに合わせたい場合は、ブラック、ネイビー、グレー、ベージュ、カーキといったベーシックカラーがおすすめです。
これらの色はどんな服装にも合わせやすく、失敗が少ないため、一つ持っておくと非常に便利です。
- ブラックやネイビー: 引き締め効果があり、スタイリッシュでクールな印象を与えます。
- グレーやベージュ: 柔らかく上品な印象を与え、きれいめカジュアルによく馴染みます。
- カーキ: ミリタリーやカジュアルなスタイルにマッチし、こなれ感を演出します。
既にベーシックカラーの帽子を持っている場合は、ブラウンやボルドー、マスタードなどのアースカラーや深みのある色に挑戦してみるのも良いでしょう。
コーディネートの差し色になり、おしゃれの幅が広がります。
ご自身の肌の色や普段の服装の色味を考慮して選ぶと、よりしっくりくるキャスケットを見つけられるでしょう。
おしゃれに見えるキャスケットの被り方
キャスケットをおしゃれに見せるためには、選び方だけでなく被り方も非常に重要です。
ちょっとしたコツで印象は大きく変わります。
- 深く被りすぎない
- 前髪を出す・入れる
- 左右どちらかに傾ける
- ヘアスタイルとのバランス
深く被りすぎない
キャスケットを深く被りすぎると、顔の大部分が隠れてしまい、顔の長さが強調されたり、バランスが悪く見えたりすることがあります。
また、野暮ったい印象を与えがちです。おしゃれに見せるポイントは、おでこが少し見えるくらいに浅めに被ることです。
こうすることで、顔の印象が明るくなり、抜け感やこなれ感を演出できます。
帽子が浮いてしまうと感じる場合は、内側に滑り止めテープを貼るなどの工夫も有効です。
全体のバランスを見ながら、鏡の前で色々な深さを試してみて、自分に一番しっくりくる位置を見つけましょう。
このちょっとした調整で、キャスケット姿は格段におしゃれになります。
前髪を出す・入れる
キャスケットを被る際の前髪の扱い方は、顔の印象や全体の雰囲気を大きく左右するポイントです。
- 前髪を少しだけ出す: 抜け感を出したい時や、顔の輪郭を柔らかく見せたい時におすすめです。額に少しだけ前髪がかかるように調整すると、こなれた印象になり、顔の縦のラインをぼかす効果も期待できます。
- 前髪をすべて入れる: すっきりとしたクリーンな印象にしたい時や、知的な雰囲気を演出したい時に適しています。この場合、顔の輪郭が強調されるため、顔の形に自信がある方や、きれいめなスタイルを目指す方におすすめです。
ご自身の顔の形やその日のコーディネート、演出したい雰囲気に合わせて、前髪の出し方・入れ方を工夫することで、キャスケットの魅力を最大限に引き出すことができます。
左右どちらかに傾ける
キャスケットを左右どちらかに少し傾けて被ると、こなれた雰囲気や遊び心が生まれ、一気におしゃれ度がアップします。真っ直ぐに被るだけだと、やや真面目すぎたり、単調に見えたりすることがあります。
しかし、あえて斜めに被ることで、顔のラインに動きが生まれ、シャープな印象を与える効果も期待できます。
傾ける角度は、ほんのわずかで大丈夫です。
鏡を見ながら、自分にとってバランスの良い角度を見つけるのがポイントです。
顔の左右差をカバーしたい場合にも有効なテクニックなので、ぜひ試してみてください。
このさりげない傾け方で、キャスケットスタイルにこなれ感と個性をプラスできるでしょう。
ヘアスタイルとのバランス
キャスケットを魅力的に着こなすには、ヘアスタイルとのバランスも非常に重要です。
帽子を被ることで隠れてしまう部分が多いからこそ、見えている部分のヘアスタイルが全体の印象を大きく左右します。
- ショートヘアの場合: すっきりとキャスケットを被ることで、清潔感のあるスマートな印象になります。サイドの髪の毛を耳にかけるか、少し出すかでも雰囲気が変わります。
- ミディアム~ロングヘアの場合: 無造作におろしたり、少しカールさせたりして、襟足やサイドの髪を見せることで、抜け感を演出できます。髪全体をキャスケットの中に入れてしまうと、頭が大きく見えたり、のっぺりとした印象になったりすることがあるので注意が必要です。
ヘアアイロンで軽く巻いたり、ワックスで動きを出したりするなど、キャスケットを被ることを前提としたヘアセットをすることで、より洗練されたおしゃれなスタイルが完成します。
キャスケットをおしゃれに着こなすコーディネート術
キャスケットをファッションの一部として自然に取り入れることで、「ダサい」印象を払拭できます。
- きれいめカジュアルにプラス
- シンプルな着こなしのアクセントに
- ワントーンコーデの外しに
- 季節感を意識した素材選び
きれいめカジュアルにプラス
キャスケットは、きれいめカジュアルスタイルに加えることで、上品さと抜け感を両立させたおしゃれな印象を演出できます。
例えば、テーラードジャケットや襟付きシャツにスラックスやチノパン、足元は革靴やきれいめなスニーカーといったスタイルは、それだけでも洗練されていますが、そこにキャスケットをプラスすることで、堅すぎない親しみやすさとおしゃれな個性を加えることができます。
特に、ウールやツイード素材のキャスケットは、ドレッシーな要素をカジュアルダウンさせつつ、全体の品格を保つ役割を果たします。
休日のちょっとしたお出かけや、友人との食事など、肩肘張らないけれどもしっかりおしゃれしたいシーンにぴったりの組み合わせです。
シンプルな着こなしのアクセントに
無地のTシャツにデニムパンツ、あるいはスウェットにイージーパンツといったシンプルな着こなしは、ともすると地味に見えがちです。
しかし、そこにキャスケットを一つ加えるだけで、コーディネート全体が格段におしゃれに引き締まります。
キャスケットが視線を集めるポイントとなり、単調なスタイルに奥行きと遊び心をプラスしてくれるからです。
特に、素材感のあるキャスケット(例えばコーデュロイやレザーなど)や、普段の服装にはない色味のキャスケットを選ぶと、より効果的です。
アクセサリー感覚で取り入れることで、手軽にファッションの鮮度を上げることができ、周りと差をつけることができるでしょう。
ワントーンコーデの外しに
全身を同系色でまとめたワントーンコーデは、洗練された印象を与えますが、時に単調に見えてしまうこともあります。
そんな時、キャスケットを「外し」のアイテムとして取り入れると、コーディネートに奥行きとリズムが生まれます。
例えば、ベージュ系のワントーンコーデに、あえて素材感の異なるブラウンのウールキャスケットを合わせたり、ネイビーのワントーンコーデにチャコールグレーのキャスケットを加えたりするなど、色味は近いものの素材やトーンで変化をつけるのがポイントです。
単調さを回避しつつ、まとまりのあるおしゃれな上級者スタイルが完成します。
素材のコントラストや微妙な色味の違いが、着こなしに深みを与えてくれるでしょう。
季節感を意識した素材選び
キャスケットをおしゃれに着こなす上で、季節感を意識した素材選びは非常に重要です。
季節に合わない素材を選んでしまうと、コーディネート全体がちぐはぐに見えたり、違和感を与えたりすることがあります。
- 春夏: リネンやコットン、あるいはメッシュ素材など、通気性が良く軽やかな素材のキャスケットを選ぶと、涼しげで爽やかな印象になります。明るめの色を選ぶのもおすすめです。
- 秋冬: ウールやツイード、コーデュロイ、レザーなど、保温性があり温かみを感じさせる素材が適しています。深みのある色や、チェック柄なども秋冬らしい雰囲気を出してくれます。
季節に合った素材のキャスケットを取り入れることで、コーディネート全体に統一感が生まれ、より洗練されたおしゃれな印象を与えることができます。
また、素材感の違いで変化をつけることで、シンプルな装いもぐっと引き立ちます。
まとめ:「ダサい」は過去の話!自分に似合うキャスケットを見つけよう
メンズのキャスケットが「ダサい」と言われるのは、主に選び方や着こなし方を間違えているか、一昔前のイメージに囚われていることが原因です。
しかし、「顔が大きいから似合わない」というのは誤解で、むしろ工夫次第で小顔効果も期待できます。
おしゃれに見せるには、つばの広さやボリューム感、素材、色を考慮して自分に合ったキャスケットを選び、深く被りすぎず、前髪やヘアスタイルとのバランスを意識して被ることが重要です。
きれいめカジュアルのアクセントにしたり、シンプルな服装やワントーンコーデの外しに使うなど、様々なコーディネート術で楽しめます。
ぜひこの記事を参考に、あなたにぴったりのキャスケットを見つけて、ファッションの幅を広げてください。

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