「UNIQLO:C(ユニクロ シー)」のアイテムはウィメンズ向けだけど、そのデザイン性の高さから「メンズでも着たい!」という声が続出していますよね。
特にこの「スムースコットンクルーネックセーター」はSNSでも大バズり。
でも、サイズ選びに悩む男性も多いはず。
「着丈が短めって聞くけど、メンズが着るとどうなるの?」
「ゆるっと着こなすには何サイズを選べばいい?」
今回は、身長161cmの細身体型である僕が、あえてXLサイズを購入して徹底レビューします。
結論から言うと、この短丈セーターはメンズがサイズアップして着ることで、今っぽさ満点の絶妙なバランスが完成するんです。
この記事では、僕のリアルな着用感を元に、メンズにおすすめのサイズ感と着こなし術を徹底解説します。
UNIQLO C スムースコットンクルーネックセーターの基本情報と特徴

このセーターの最大の魅力は、そのネーミングにもある通り、素材の「スムースコットン」にあります。
一般的なウールや化学繊維のセーターは、肌が敏感な方にとって「チクチク感」が大敵ですが、このアイテムは綿100%。非常に柔らかなハイゲージニットのような肌触りで、まるでコットンのブランケットをまとっているかのような心地よさです。
セーター特有のチクチク感が一切ないため、Tシャツやタンクトップの上に一枚でサラッと着られるのが嬉しいポイント。
季節の変わり目から春先まで、長い期間活躍してくれます。
スウェットとニットの「いいとこ取り」デザイン
見た目のシルエットは、どちらかというとスウェットに近いリラックス感があります。
- フィット感: ゆったりとしたオーバーサイズのシルエット。
- 肩: ドロップショルダーで肩のラインが落ち、抜け感を演出。
- 首元: 程よい詰まり具合のクルーネック。
素材は上質なコットンニット。
このスウェットのようなカジュアルな形とニットの持つ品の良さが融合することで、カジュアルすぎずきれいめにも振れるユニセックスなデザインが完成しています。
なぜメンズにおすすめ?鍵は「短めの着丈」
「UNIQLO C」はウィメンズラインですが、このセーターがメンズにも響く理由は、現代のトレンドであるショート丈(短丈)にあると言えます。
従来のメンズセーターは着丈が長く、特に小柄な方や細身の方がオーバーサイズで着ると、裾がダボついて野暮ったくなりがちでした。
しかし、このセーターは元々短めの着丈設定。
そのため、普段より2〜3サイズアップしてXLやXXLを選んでも、着丈が長くなりすぎず、身幅と袖のボリュームだけを増すことができます。
この「ゆるっとした身幅・袖 + 短めの着丈」のバランスこそが、ワイドパンツやタックインスタイルと相性の良い、今のメンズファッションに欠かせないシルエットなのです。
お手入れも簡単!長く愛用できる耐久性
綿100%素材のため、ウールのようにデリケートな扱いを心配しすぎる必要はありません。
公式では手洗いが可能です。ネットに入れて優しく洗えば、自宅でも簡単にお手入れができるため、デイリーユースにぴったり。
シンプルながらも上質な素材感と扱いやすさを兼ね備えたまさに「名品」と呼べる一枚です。
身長・体型別に見るUNIQLO Cスムースコットンクルーネックセーターのサイズ感をレビュー

このセーターのサイズ選びは、そのまま着こなしの成否を分けます。
特にメンズの場合、ウィメンズ商品という特性上、普段通りのサイズ選びでは理想のシルエットにならない可能性が高いです。
結論からお伝えすると、このセーターは「着丈の短さ」を理解し、サイズアップを楽しむことが成功の秘訣です。
筆者(161cm細身男性)のXLサイズ徹底レビュー
- 身長:161cm
- 購入サイズ:XL
- 普段の購入サイズ:S・M
なぜ「XL」を選んだのか?
普段はSかMサイズを着る僕がXLを選んだ最大の理由は、「ゆるっとしたボリューム感」と「着丈の短さのメリット最大化」を両立させたかったからです。
身幅と袖のボリューム
2サイズアップすることで、肩のラインが大きく落ちるドロップショルダーになり、身幅もゆったり。
袖にもたまりができ、リラックスしたトレンドの雰囲気を出すことができます。
着丈の調整
このセーターは着丈が短いため、ジャストサイズ(M)を選ぶと本当に短くなりすぎ、バランスが難しくなります。
XLまでサイズアップしても、着丈は「腰骨が完全に隠れるか隠れないか」程度の絶妙な位置に収まり、ワイドパンツと合わせたときにだらしなく見えない最高のバランスになったのです。
XLサイズ着用時の詳細レビュー
- 着丈: ちょうどベルトが隠れるくらいの長さ。タックインしなくてもスッキリ見えるため、低身長の僕でも脚長効果が狙えます。
- 身幅: Tシャツをインナーに着ても余裕があり、風を通すため快適。ふっくらとしたシルエットが可愛らしさとリラックス感を両立。
- 袖丈: サイズアップした分、手の甲が半分隠れる程度の長さになりました。袖口のリブを肘付近までたくし上げると、袖にボリュームが生まれ、さらに今っぽいシルエットが完成します。
UNIQLO Cスムースコットンクルーネックセーターのメリット・デメリット

どんな名品にも、必ずメリットとデメリットがあります。
購入後に後悔しないよう、このセーターの良い点、惜しい点を正直にお伝えします。
メリット
綿100%の「究極の肌触り」でチクチク感ゼロ
セーター選びで最も気になるのが肌触りですが、これは自信を持っておすすめできます。
非常に滑らかで、ウールやアクリルにありがちなチクチク感が一切ありません。
敏感肌の方や、インナーを着たくない日でもストレスフリーで着用できるのは大きなメリットです。
メンズが着ることで活きる「絶妙な短丈」
ウィメンズアイテムですが、短めの着丈が今のメンズのトレンドに完璧にフィットします。
- 低身長でもバランスが良い: 着丈が長くなりすぎず、脚長効果をアシスト。
- ワイドパンツと相性抜群: 短丈トップス×ワイドボトムのトレンドシルエットが簡単に作れます。
- レイヤードが綺麗に決まる: インナーのTシャツやシャツの裾を出しやすく、重ね着スタイルがもたつかずに決まります。
スウェット感覚で着られる「汎用性の高いデザイン」
カジュアルなスウェットのようなリラックス感のあるシルエットと、ニットの品の良さを兼ね備えています。
カジュアルなデニムから、きれいめなスラックスまで、ボトムスを選ばない高い着回し力が魅力です。
自宅で手入れしやすいコットン素材
ウールやカシミヤのようなデリケートな素材と違い、手洗いが可能で、お手入れが簡単です。
デイリーユースしやすい耐久性も兼ね備えています。
デメリット
生地の厚さゆえの「重さ」
スムースコットンという名前ですが、生地は目が詰まっており、一般的なハイゲージニットに比べるとやや重く感じられます。
この重さが綺麗な落ち感を生んでいるのですが、軽さを重視する方にはデメリットに感じるかもしれません。
冬本番には物足りない「保温性」
綿100%のため、真冬の寒さを凌ぐような高い保温性は期待できません。
- おすすめの着用時期: 秋口、春先、または冬のアウターのインナーとしての着用が最適です。
- 対策: 寒い時期は、ヒートテックなどの機能性インナーを着用するか、中にシャツを重ねるなど、レイヤードで暖かさを補う必要があります。
オーバーサイズ特有の「もたつき」
特に筆者のように2〜3サイズアップして着用する場合、身幅や袖にボリュームが出ます。
そのため、タイトなジャケットやブルゾンを上から羽織ると、肩周りや袖がもたつきやすいことがあります。
アウターを着る際は、オーバーサイズのコートやゆとりのあるアウターを選ぶのがおすすめです。
UNIQLO Cスムースコットンクルーネックセーターのコーデ例
サイズ感が分かったら、次はどう着こなすかです。
このスムースコットンクルーネックセーターは、その絶妙な丈感と素材感のおかげで、メンズアイテムでは実現しにくいトレンド感のあるAラインやYラインのシルエットを簡単に作れます。
ここでは、購入したXLサイズ(ゆるっと着用)をベースにした、メンズにおすすめの着回し術をご紹介します。
トレンドの「ゆるっと」バランスコーデ(Aライン)
ショート丈トップスの最大のメリットを活かし、下半身にボリュームを持たせたトレンド感満載のスタイルです。
ワイドデニムで王道カジュアル
- セーター: XLサイズ(ネイビーやグレーなどベーシックカラー)
- インナー: 白Tシャツ(着丈がセーターより長めのもの)
- ボトムス: バギーまたはワイドシルエットのデニムパンツ
- シューズ: クリーンな白スニーカー、またはレザーシューズ
セーターの着丈が短いため、インナーの白Tシャツの裾を3〜5cm程度チラ見せさせると、メリハリが生まれて一気にこなれた印象に。
上半身のボリューム(XL)と下半身のボリューム(ワイドデニム)でAラインを作り、リラックスした雰囲気に。
低身長の方でも脚長効果が抜群です。
コーデ例②:タックパンツでクリーンなストリートスタイル
- セーター: XLサイズ(ブラックやダークブラウン)
- インナー: なし、または薄手のエアリズム
- ボトムス: ドレープ感のあるワイドタックパンツ(ユニクロのワイドフィットタックパンツなど)
- シューズ: ボリュームのあるレザーシューズやサイドゴアブーツ
光沢感のあるタックパンツと合わせることで、セーターの素材感が際立ち、カジュアルながらも都会的な印象になります。
セーターの裾をボトムスにかぶせる程度の丈感で、リラックスしつつも大人っぽい、クリーンなストリートスタイルが完成します。
きれいめカジュアルコーデ(Yライン)
ボトムスを細身にして、トップスにボリュームを持たせることで、メリハリのあるYラインシルエットを作るスタイルです。
コーデ例③:スラックス×シャツの知的な重ね着
- セーター: L~XLサイズ(ベージュやレッドなどの差し色)
- インナー: クリーンな白のレギュラーカラーシャツ
- ボトムス: テーパードシルエットのスラックス(ネイビーやチャコールグレー)
- シューズ: ローファーや革靴
セーターの中にシャツを仕込むことで、首元から襟を少し見せると、ぐっと品のある印象に。
セーターの丈が短めなので、シャツをタックインしなくても、裾がごちゃつかず、スッキリと着こなせます。
デートやオフィスカジュアルにも使える大人っぽい着こなしです。
スキニーパンツでシンプルにメリハリを
- セーター: XLサイズ(ネイビーやグレー)
- インナー: 無地Tシャツ
- ボトムス: 黒スキニーまたは細身のアンクル丈パンツ
- シューズ: キャンバススニーカーやシンプルなブーツ
トップスでXLのゆったり感を出し、ボトムスでキュッと引き締める、最も簡単で挑戦しやすいコーディネート。
セーターのふっくらとしたボリューム感が強調され、体型を細く見せる効果もあります。
シンプルですが、素材の良さが活きる王道カジュアルスタイルです。
まとめ
本記事では、UNIQLO Cの「スムースコットンクルーネックセーター」を20代男性(161cm細身)がXLサイズで着用した際のサイズ感を徹底レビューしました。
結論として、このセーターはウィメンズラインでありながら、メンズが2〜3サイズアップして着用することで、最高のパフォーマンスを発揮する名品です。
綿100%のチクチクしない滑らかな肌触り、そしてトレンドのワイドボトムスと相性抜群の「短めの着丈」が、現代的なAラインシルエットを簡単に実現します。
僕自身、ゆるっとした身幅と短丈のバランスに大満足です。
このセーターは、ジャストサイズで着るか、オーバーサイズで着るかで全く印象が変わります。
サイズ選びに悩んだら、ぜひ筆者の推奨する「普段のサイズから2サイズアップ」を試してみてください。
きっと、ワンランク上の着こなしが楽しめるはずです。


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