早く風呂に入れとうるさい母親はなぜか息子より先に入ろうとはしない話

早く風呂入れやボケー!!

毎日のように言ってくるこのセリフ。

正直ムカつかない人の方が珍しいと思う。

親切心で

「先にお風呂に入っておいで」

というのなら分かるがうちの母親の場合どうもそんな感じではないのだ。

「仕事溜まっててまだ入らないから母さん先入っていいよ」

といえば必ずと言っていい程ブチキレてくるのである。

目次

なぜ母親は息子より先に風呂に入りたがらないのか。

この母親風呂入れ問題はどこの家族でも意外と深刻な悩みのようで、様々な憶測が飛び交っていた。

  • 母ちゃんは家族をマネジメントしているから
  • 家族をお風呂に入れるのは母ちゃんにとって最後の業務だから
  • 実は母ちゃんの入った後の風呂はお毛毛が浮きまくり
  • 実は自分もテレビに夢中で入るのを渋っている

恐らく理由は家庭の数だけ沢山あるのだろう。

だから何が正解で何が間違いなんてものもない。

だって当人が正解を話す事は絶対にないんだからね。

先に入っていいよ。と言われると何故かブチギレるのが意味不明すぎる。

デカい声で

はよ風呂入れと喚き散らす母親だが全く同じ事を言い返すと何故か感情的にキレ散らかすのもこの類の母親の典型的な特徴だ。

人に言われて嫌なことは他の人に言っちゃダメって言われなかったんでちゅかーと言ってあげたいレベルである。

やはり自分が入りたくないだけなのでは?と思ってしまうのも無理はない。

しかし、これだけ頑なに拒むのは何か理由があるのではないか。

私が導き出した結論は以下である。

自己満という名の自己犠牲とそれを美徳と捉える凝り固まった考え方。

上記通りで多分治すのは無理だろう。

悪い事は言わないからみんな風呂には早く入った方がいいと思う。

なぜなら母親は多分世間一般的に良いとされる理想の母親になりきりたくてたまらないのだ。

息子がどう思っているかなんて関係ない。

自分の脳内にいる息子が喜んでいればそれでいいのだから。

最後にお風呂を済ませるのは母親にとってきっと美徳なのである。

お風呂に最後に入るって考えてみればあまり良い物ではない。

先に入った家族の毛や垢は浮いてるわ、親だってぬるくなっている。

いわば苺がのっていないショートケーキのような物だ。

癒しではあるけど極上の癒しではないみたいな。

そんな感じ。

つまり、極上の癒しな部分は息子であるあなたに楽しんでもらう事こそが母親にとって最大の幸福なのである。

息子が良い思いをすることこそが母親にとっての幸せ。

小さい頃を思い出してみてほしい。

外食など行けば母親は必ずと言っていいほど美味しい部分だけを食べさせてくれていたのではないだろうか。

多分お風呂もそれに似ていて、美味しい部分は愛する息子が良い思いすることを優先したいのである。

つまり、あなたが先に風呂に入る事=息子にとって良い事に違いないという固定概念的な何かが脳内に刻み込まれているのだ。

例えるなら巧妙にプログラミングされたロボットに近い。

誰が教えたのか分からない机上の空論を盲信し、母親は自己犠牲してこそ美徳みたいな歪んだ考え方を持っているのである。

当の息子はそんな事1ミリも望んでいないのにね。

うるさいなんて言ってないでお風呂にはさっさと入ろう。

これで分かったはずだ。

早く風呂に入れとうるさい母親に抗う術はないのである。

お母さんを喜ばせてあげたいのであれば、君も早く風呂に入ることだ。

君だって今はお母さんのことがムカつくのかもしれないけど、別に困らせたくてやってるわけではないのだろう?

ならば早く風呂に入って笑顔で報告するのだ。

お母さん。今日のお風呂もあったかくて気持ち良かったよ。いつも先に入らせてくれてありがとう

とね。

これを毎日言い続けるだけでお母ちゃんの心の中はニッコニコだし、いつか口うるさくなくなるかもしれないよ。

おわり。

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