【布団買いましたよね?】勧誘電話にご注意!家族にも教えてあげて!

【布団買いましたよね?】勧誘電話にご注意!家族にも教えてあげて!

布団買いましたよね?って電話がきたんだけど買った覚えがなくて。どうしたらいいのでしょうか。

こんな方向けの内容です。

布団なんて買った覚えがないのにいきなり

布団買いましたよね?

と言ってくる業者。

あやふやな記憶のまま耳を傾けてはいけません。

最悪数十万~百万円単位の高額な布団を売りつけられるかもしれませんよ。

本記事では悪質な業者の特徴と手口についてまとめています。

悪質な業者は新生活を始める若者や高齢者をターゲットに狙ってくるので、この記事を読んで学んだことはぜひご家族にも教えてあげてくださいね。

目次

「布団買いましたよね?」から話し始める理由

そもそもなぜ

「布団買いましたよね?」

という言葉から始めてくるのでしょうか。

理由は2つあります。

  • 反応があった人だけに営業をかけている
  • 勧誘するサービスに種類がある

反応があった人だけに営業をかけている

悪質な業者は質問に対して反応があった人にだけ営業をかけます。

恐らく数千~数万人単位で片っ端から電話しまくっているのです。

買いましたよね?という質問に対して

いいえ。買ってないですよ~

と答えれば恐らく

「すみません」と謝罪があった後に電話が切れる、ひどい場合は何も言わずにぶつ切りしてくることもあります。

買いましたと言った場合は?

逆に買いました。といった場合のみ業者は話を持ち掛けてきます。

  • 布団の使い心地はどうですか
  • よく眠れていますか
  • 布団は何年ぐらいお使いですか

などですね。

その返答次第で業者はいくつかのサービスを提案してきます。

勧誘するサービスに種類がある

  • 使用年数が長いみたいですね。このまま使い続けると体に良くないですよねと話し始める
  • 実は当社で最近開発された「体に良い布団があるのですが・・・」と説明してくる

もしくは

当社で最近布団クリーニングサービスを始めたのですが良かったら利用されませんか?

と営業をかけ、

今度訪問に伺いたいので

  • お名前
  • お電話番号
  • ご住所

などお伺いしてもよろしいですか?と強引にスケジュールを組もうとしてきます。

しかしここである程度リテラシーのある方なら1つおかしな点に気付きますよね。

会社名言ってないじゃん。

悪質な業者は社名を名乗ることなく上記のようにさりげなく訪問まで持ち込もうとするんです。

しかしリテラシーの低い若者や高齢者だとその違和感に気付かないまま個人情報を伝え、訪問の日程まで決めてしまうんです。

自分は大丈夫だと思っていても家族や身内が騙される可能性もあるから怖いですよね。

布団の訪問買取で祖母が実際に買わされた時の話

私の祖母は以前この手の手口で20万円以上もする敷布団を買わされていたことがありました。

正直敷布団なんて4~5万円くらい出せば結構良いものが買えるのに、わざわざ20万円も払ってしまったのかと思うと悔しくてたまりません。

高齢者を狙って高額な布団を買わせるという非常に嫌な手口です。

では一体なぜ祖母は買わされてしまったのか。

実際にやられた時の一部始終を踏まえて解説していきます。

今どんな布団を使っていますか?

訪問して早々まずどんな布団を使っているか聞いてきたそうです。

何も分からない祖母は自分が普段使っている布団を見せたのだそう。

すると販売員は

「これ買ってから大分経ってますよね?こんな布団で寝てたら体にも良くないですよ?腰とか痛くないです?」

と話してきたんだそう。

体のことを言われて心当たりがあった祖母はつい調子に乗って色々話してしまったそうなんです。

そしたら販売員も調子よく

良かったらこの布団打ち直して新品の状態に戻しましょうか?

と営業トークを進めてきたのだそう。

この時祖母は打ち直してもらうだけならそんなにお金はかからないと思って二つ返事で了承してしまったみたいなんです。

その勢いのまま業者は布団を持ち帰り、打ち直しを行ったようでした。

そして後日になって、料金についての説明があったそうなんです。

それが20万円ですよ。20万円。

どう考えたっておかしいですよね。

いきなり電話かけて家に来たかと思ったら布団持ち帰って打ち直しただけで20万ぼったくるとか信じられないです。

祖母も流石に20万はきついと思ったらしく断ろうと思ったみたいなんですが、打ち直しが終わっている以上断ることもできず。

(クーリングオフについても私が祖母から話を聞いた時には2週間以上経過していて適用外になっていました)

渋々払うしかない状況だったみたいなんです。

月当たり、年当たりで換算したら安いですよ?

さらにムカつくのがこの販売員、こんな事を言ってきたらしいんです。

「20万円って言われると高く聞こえるかもしれないけど分割で払えば1か月あたりの金額はそんなに高くないですよ?ほら安いよね?」

みたいに煽ってきたらしいんです。

たしかに私も営業の時に使うことある販売トークではあるけど、売り方があまりにもひどいから素直にムカつきます。

他の利用者も満足していてなど感情に訴えてくる

さらにさらに

「この前購入された○○さんぐらいの年齢の人も買ってから凄い眠りが深くなったって喜んで話してましたよ~」

なんて唆して、祖母が買わないのを徹底的に阻止しようとしてきたらしいんです。

この手の話、ご老人は弱いから結構やられちゃうんですよね。

祖父母の寝具周りにもう少し気を配っていればという後悔もある。

布団の訪問販売は正直めちゃくちゃムカつくのですが、私自身ももう少し祖母の寝具周りに気を配っていたらなという反省はあります。

実はこの事件が起こる4か月くらい前、祖母に掛け布団を買ってあげたことがあったんです。

この時の時点で敷布団も大分昔の物を使っているというのは分かっていた話でした。

でも祖母は

おばあちゃん

とりあえず掛け布団だけあればいいよ

ということだったので、この時は買わずに終わってしまったんですね。

これが正直失敗だったのかなと。

まさか布団を直接売りに来る業者がいるなんて想像もしてなかったからびっくりです。

高齢になるとこうした話に引っかかりやすくもなるので、祖父母の寝具周りは少し気にしてあげた方がいいのかもしれません。

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