最近食欲がなくなってしまったのですが、もしかして好きな人ができたのが関係してたりするのでしょうか。
日常生活で特段大きな変化があったわけでもないのに食欲が減退するのには「恋愛」が関係していることも多いです。
- 季節の変わり目だからかな
- 仕事で疲れているのかな
と別の原因があると考えてしまいがちですが
- 最近気になる人ができた
- 好きな人とのやり取りに進展があった
などの場合は「恋煩い」で食欲がなくなっていることも多いんです。
私も初めて恋煩いに陥っていると知った時は衝撃過ぎてびっくりでしたし、体調も優れずしんどかったです。
しかし、この恋煩いを乗り切ることで素敵な関係が築けるかもしれませんし、もう一回り成長した自分に出会えるかもしれません。
めちゃくちゃ辛いですが、決して無駄なわけではないんです。
恋煩いでご飯が食べれなくなるのはなぜなの?
恋煩いでご飯が食べれなくなるのは体から「フェネチルアミン」というホルモンが発生しているからです。
恋に落ちた時に大量に分泌されるホルモンの1種。食欲を減退させる作用がある
そんな作用から食欲抑制剤としても使われることもあるほどで容量が多くなれば麻薬成分に匹敵するともいわれています。
つまり恋愛すると綺麗になるというのはあながち間違った理論ではないのです。
恋煩いでは他にどんな症状が起こるの?
恋煩いでは食欲の減退以外にも以下5つの症状が現れることがあります。
- 寝つきが悪い
- 情緒不安定
- 仕事でミスが増える
- 気づいたらネットサーフィンばかりしている
- 吐き気を催すことがある
寝つきが悪い
食欲減退と同時に寝つきが悪くなることもあります。
- 好きな人のことを考えすぎて眠れない
- 夜中に何度も目が覚める
- 好きな人が夢の中に出てくる
いずれにしても交換神経が優位に働いて脳が興奮し過ぎているのが原因です。
交感神経が優位に働くと脳は興奮し睡眠を妨げてしまいます。
寝る前に好きな人のことを考えすぎるのは避けた方がいいかもしれません。
好きな人からの返信は夜中に来ることも多い?
眠れなくなる原因の1つに好きな人からの返信が夜中に多いのもあるのではないでしょうか。
「もしかしたら返信が来るんじゃないかな」
と期待していた所でいざ返信が来ると誰だって興奮するものです。
もちろんその時間が恋愛する上では1番楽しかったりする側面もあります。
夜中のやり取りは体への負担も考えてほどほどに付き合うのようにするのも大切です。
情緒不安定になる
恋愛初期は些細なことで一喜一憂してしまいやすいです。
相手の反応が良いと人生の絶頂期になったと錯覚するぐらい舞い上がることもありますし、逆に反応が悪いと
「もう人生終わりだ」
と極端に考えがちで情緒不安定になることがあります。
しかし、これは恋愛をすれば誰だって経験するものなのでそんなに心配する必要もないと思います。
何度か経験すれば精神的にタフになれば適切に付き合えるようにもなります。
逆に年を重ねた働き盛りの時に初めて経験する時の方が厄介なことも多いですよ。
仕事でミスが増える
年を重ねた働き盛りの時に経験すると厄介な理由の1つが仕事でミスが増えることです。
常に好きな人の事が頭から離れずぼぅーとしてしまって普段はやることのないミスを多発してしまうこともあります。
ミスが増えれば今後の人事考課にも響いてしまう可能性もあって怖いですよね。
好きな人ができるのは全く悪いことではないですが、悩んで考え込み過ぎるのは避けたい所です。
気づいたらネットサーフィンばかりしている
気付いたらネットサーフィンばかりしていると感じる方も多いのではないでしょうか。
- ○○と言われた 脈あり
- ○○の行動 意味
- ○○と話す心理
など検索してはサイトを閲覧したり、YouTuberの動画を流し見している方も多いと思います。
吐き気を催すことがある
恋煩いは人によって大きく個人差が現れます。
人によっては全く症状が出ない人もいますし、出やすい人の場合は吐き気を催してしまうこともあります。
そこまでなってしまう原因には性格や考え方の癖が影響していることも多いです。
恋煩いに陥りやすい人の特徴とは?
恋煩いの症状が顕著に表れやすい人には以下4つの特徴があります。
- 恋愛経験が乏しい
- 真面目で完璧主義
- 心配性
- ネガティブ思考
恋愛経験が乏しい
恋愛経験が乏しい人は恋煩いにハマりやすい傾向にあります。
なぜなら恋愛で立ちふさがる壁に対しての経験が少なくどう対応したらいいのか分からないからです。
- 連絡先を聞きたいけどどうやって聞いたらいいのか分からない
- 相手の行動が素っ気なく見えたのはなんで?避けられているの?
- 自分が好きなだけで相手は自分の事をなんとも思ってないのかもしれない
など些細な事でも深刻に考えてしまいます。
もちろん経験があればハマらないかというと決してそんなわけでもありません。
相手への本気度が高い、そろそろ結婚しなければと焦っている時などは恋愛経験が多くてもハマりやすいことがあります。
真面目で完璧主義
真面目で完璧主義な人も沼にハマりやすいです。
なぜなら完璧な答えを求めてあれこれと調べてしまう癖があるからです。
極度に失敗を恐れると色んな事が不安の種となり、ネットで調べたり長時間考え込んでしまう経験がある方も多いのではないでしょうか。
心配性
心配性であることも恋煩いの沼にハマりやすい原因の1つです。
相手の心意や行動の意図が読めず
「もしかして今の行動良くなかったかな」
と心配し過ぎると不安が教え寄せて恋煩いの症状が出やすくなります。
ネガティブ思考
ネガティブ思考も恋煩いにハマりやすい原因の1つです。
基本的に不安はネガティブな思考から生まれてしまうことが多いです。
- 相手を誘ってOK貰えなかったらどうしよう
- あのメッセージを送って以降返信がない。メッセージの内容が良くなかったのかな
- 今のやり取りで相手にはどう思われているんだろう。変な人とか思われてないかな
などネガティブに考えることで不安が生まれ、恋煩いに陥ってしまいます。
恋煩いでご飯が食べれない時はどうしたらいい？
恋煩いでご飯が食べれない状況が続けば栄養不足で日常生活にも支障を来す恐れもあります。
あまりに深刻に考えすぎてしまう場合は自分なりに適切な対処法を見つけてみることも大切です。
私の場合は以下6つの方法で気分を和らげていました。
- 友達に話を聞いてもらう
- 運動してみる
- 泣ける映画やアニメを見る
- ゼリーなど食べやすいもので栄養を確保する
- お酒に頼ってみる
- 悩みについて客観的に分析してみる
友達に話を聞いてもらう
1番の解決策は親しい友達に話を聞いてもらうことです。
可能ならサバサバとしたタイプの人ではなくどんな話でも「うんうん。そうだよね」と共感能力の高い人に聞いてもらいましょう。
サバサバした感じの人だと
- そんなの悩む程の事でもなくない?
- 恋煩いとか幸せな証拠じゃん
と自分の気持ちが上手く伝わらない可能性が高いからです。
共感能力が高くてかつ恋愛経験も豊富な人だと尚安心感が得られやすいと思います。
友達に相談できない場合はどうしたらいい?
人によっては
- 恋愛に関して友達に相談するのは恥ずかしい
- 事情があって友達には相談できない
という場合もありますよね。
そんな時はココナラのような悩み相談サービスを使って専門家の方に話を聞いてもらうのもおすすめです。
恋愛における悩みは恋愛経験豊富でこれまでに恋愛相談を受けた実績の多い方に話を聞いて貰った方が心も晴れ晴れしやすいですし、有益なアドバイスが貰える可能性も高いです。
どうしようもなく辛くて悩んでいる方は気軽に相談してみてください。
運動してみる
気分を変えるなら無心になれる程運動に打ち込むのもおすすめです。
ランニングでも運動でも何でもいいので体がヘトヘトになるぐらい打ち込んでみてください。
運動後には自分の悩んでいたことが小さく見えて心が軽くなっている実感が得られると思います。
実際筋トレをするとテストステロンというホルモンが分泌されて自信が付くともいわれており、科学的にも理にかなった行動なんです。
自信が付けば些細な事でくよくよ悩むことも減りますし、相手からも魅力的に映りやすくなります。
くよくよ悩んでいるなと感じたらとりあえず無心になるまで体を動かしてみるのもおすすめです。
泣ける映画やアニメを見る
映画やアニメを見て思いっきり泣くのも効果的です。
泣く行為には心身のリラックス効果やストレス解消効果があると言われています。
一晩中泣くと翌日スッキリしているのは実は科学的にも理にかなった行為だったわけです。
どうしようもなく心が晴れない時は映画やアニメ、漫画を見て思いっきり涙を流してみてください。
ゼリーなど食べやすいもので栄養を確保する
色んな対処法を試してもやっぱり食欲だけは出ないこともあると思います。
食べる気が起きないとはいえ、人間は体格によって1日に必要なエネルギーや栄養を確保しないと体調不良を起こしやすくなってしまいます。
そうならないよう何も食べないのは避けて、食べやすいもので最低限の栄養は補うようにしておきましょう。
ゼリーやヨーグルトなどであれば、食欲がなくても比較的食べやすいと思います。
お酒に頼ってみる
吐き気や消化器症状がない場合はお酒を飲んでみることで気分がスッキリすることがあります。
何杯も煽るように飲むのはNGですが、ビールを1本飲んでみるだけでも結構変わることがあるんです。
アルコールが全く飲めないわけではない方は少しだけ飲んでみると不安が和らいで心がスッキリして食欲も回復してくるかもしれません。
悩みについて客観的に分析してみる
恋愛における悩みはほとんどが今の自分では解決できないことが多いです。
相手との関係をゆっくりと着実に深めていくことが重要になります。
なので今悩んでいることが自分自身でコントールできるものなのか考えてみるのも重要です。
例えば
- 相手が自分の事をどう思っているのか分からない
という悩みは自分ではどうにでもできませんが、
- 相手から魅力的な人だと思って貰いたい
という悩みは自分の努力次第で何とか解決できますよね。
相手の行動やLINEの返信などで一喜一憂して考え込むよりも自分自身がどうすれば相手から魅力的に見えるか考えて行動するのが案外近道だったりします。
恋煩いはアクションを起こせば解決するの?
恋煩いを解決するための方法として
- 思い切って告白してみる
- 食事やデートに誘ってみる
などの方法が紹介されていることもありますが、個人的にはそれだけでは解決しないことも多かったように感じます。
なぜならいざアクションを起こしたとしても相手との関係が続く限りは新たな悩みが絶えず押し寄せてくるからです。
- 告白してOKは貰えたけど自分なんかが本当に釣り合うのかな
- この前のデートで自分はどんな印象だったのかな
などアクションを起こした先には必ず新たな悩みが立ちふさがります。
つまり何が言いたいかというと、「自分が辛さから解放されたい」という理由だけで明確なアクションは起こさない方がいいということです。
恋愛は自分の気持ちばかりが先走ると上手くいかない
恋愛は自分の気持ちばかりが先走ってしまうとなかなか上手くいきません。
例えば、あなたは相手のことが好きで好きで溜まらず辛いかもしれませんが、相手の方はまだあなたの事をもう少し知りたいという段階だったと考えてみてください。
そんな段階の時に
「恋煩いの辛さから解放されたい」
という理由だけで告白しても上手くいかない可能性の方が高いですよね。
つまり恋煩いはとても辛いですが、恋愛を実らせるためには時に我慢することも重要だということです。
花は厳しい冬を乗り越えてこそ綺麗に咲き誇るともいわれるように恋愛も辛い恋煩いを乗り越えることで初めて美しく形になります。
辛さから解放されたいがために大胆な行動に出るのではなく、状況を客観的に見て自分の気持ちばかりが先走りすぎないように注意しましょう。
まとめ：恋煩いに陥るのは本当に好きな人に出会えた証でもある!
恋煩いは時に日常生活にも影響を与えてしまう程辛いことがありますが、同時に凄く素敵な経験でもあります。
恋煩いの症状が強いということはそれだけ相手に対する本気度が高いということでもあるのです。
そんな辛さを乗り越えて実った恋はきっと長続きしやすいですし、相手の事も大切にできる素敵な関係になりやすいと思います。
今の辛さを乗り越えた先には必ず楽しい未来が待っていると信じて上手に付き合っていくのが大切です。
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