お金で動くのは三流・感謝で動くのは二流を盲信して損する人の特徴

お金で動くのは三流・感謝で動くのは二流を盲信して損する人の特徴

「お金で動くのは三流、感謝で動くのは二流」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

自己啓発の一種として使われることも多い言葉で、共感する方も多いでしょう。

しかし、この言葉を過剰解釈し過ぎて損している人は非常に多いように思います。

この言葉の通りに行動した結果、満足できる自分になれるならそのまま突き進めばいいのでしょうが、多くの方はそうじゃないのでしょうか。

本記事ではその理由と損しないための対処法を解説していきます。

目次

「お金で動くのは三流」という言葉に隠れた罠

まず結論からいうと、世の中「お金で動くのは三流」という土俵にすら立ててない人の方が多いです、

お金を得ることに対する過剰な罪悪感から効率の悪いことを続ける人が多いように思います。

例えば仕事を例に考えてみるとわかりやすいのではないでしょうか。

行動しない言い訳材料にしている人も多い

「お金で動くのは三流」という言葉を行動しない言い訳材料、つまり自分を正当化したいがために使っている人も多いように思います。

  • こんなに頑張ってるのに給料が上がらない
  • 楽そうなあいつが自分より稼げてる意味がわからない

給料が低い悩みを解消するのは難しいです。

しかし、勉強して資格を取得したり、スキルを磨いて転職したりなどすれば不満を抑制することはできます。

ところが「お金で動くの三流」という言葉について変な解釈をした方は

「お金で動くのは三流だ。給料は不満でたまらないけど我慢して働けばいつか報われるんだ。」

と行動しない言い訳に使ってしまうことがあるんです。

これが「お金で動くの三流」の解釈を間違った結果損する人の例です。

そもそもこの言葉は私達サラリーマンにはあまり向かないように思います。

「お金で動くのは三流」はサラリーマン向きの言葉ではない気がする。

「お金で動くの三流」をサラリーマンが妄信した場合、損することの方が多いです。

例えば、今働いている会社の業績が悪く、今後も回復の予知がなさそうだったとします。

そんな時でも「お金で動くのは三流」という言葉を信じてその会社に留まるのがいいといえるでしょうか。

答えはノーです。

経営者はよっぽどのことがない限り、社員の面倒までは見てくれませんから、なるべく早く見切りをつけた方がいいに決まってます。

無理して会社に残るリスクの方が高すぎるからです。

そう考えると「お金で動くのは三流」を妄信しすぎるのはちょっと危険なのではないかと思います。

「感謝で動くのは二流」という言葉に隠れた罠

感謝で動くのは二流という言葉にも罠があります。

それは、三流にもなれてないのに二流を目指してしまうパターンです。

たしかに感謝されることを目的として行動すれば、後々報われるという話もあります。

しかし、完全無償で行動を続けることができるでしょうか。

恐らくほとんどの方はできないのではないかと思います。

感謝で動くのは最低限お金を得られるようになってからでも遅くない

感謝で動くのは最低限お金を得られるようになってからでも遅くないのではないかと思います。

そもそも三流にすらなれてない人がいきなり二流を目指すのもおかしな話です。

「お金で動くのは三流、感謝で動くのは二流」なんて言われると、いきなり一流を目指そうとする方も多いですが、それでは損するだけではないでしょうか。

  • まずは最低限のお金を得て三流になる
  • 三流になれたらお金ではなく感謝を求めて行動し二流になる
  • 二流になれたら周囲に左右されることなく行動し一流を目指す

大事なのは着実に積み上げていくことです。

まだ三流にもなれてないのに二流、一流を目指すなんてもってのほか。

1つ1つ積み上げて少しずつ一流に近づいていきましょう。

というのがこの言葉の正しい解釈なのではないかと思います。

まとめ

偉い人が語った名言を聞くとついつい影響され過ぎて損してしまう人も多いです。

「お金で動くのは三流、感謝で動くのは二流」という言葉を聞くと、お金で動くのは悪いことのように見えてしまいますが、大事なのは状況を俯瞰して判断することだと思います。

素晴らしい名言も解釈の仕方を間違うと自分を苦しめるだけでなく、大きな損をしてしまうリスクもありますので、状況に合わせて臨機応変に行動していくのが大事なのではないでしょうか。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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