数ある忍の絆の中でも、四代目火影・波風ミナトとうずまきクシナの夫婦は、誰もが憧れる「理想の二人」ですよね。
命を懸けてナルトを守った二人の愛の原点、あの「赤い糸」の物語をもう一度見返したい方も多いはず。
この記事では、ミナトとクシナの馴れ初めがアニメの何話で見られるのかをピンポイントで解説!
出会いから恋に落ちる瞬間、さらには二人の絆を深く知れる神回まで徹底網羅します。
ミナトとクシナの馴れ初めはアニメ第466話
ミナトとクシナの運命的な出会いと、恋に落ちる瞬間が描かれているのは、アニメ『NARUTO疾風伝』第466話「ありがとう」です。
この回は、精神世界でナルトが母・クシナと再会し、クシナの口から「ミナトとの馴れ初め」が語られるという、物語全体を通しても屈指の神回。原作漫画では第53巻・第498話「女の赤い髪」から収録されています。
なぜ第466話が「神回」と呼ばれるのか?
このエピソードがファンの間で語り継がれる理由は単なる恋愛話ではなく、ナルトのアイデンティティに関わる重要な伏線が回収されるからです。
- クシナのコンプレックス: 自分の真っ赤な髪が大嫌いで、周囲から「トマト」とからかわれていた幼少期。
- ミナトの第一印象: 教室の隅でヘラヘラしている(とクシナには見えた)「火影になりたい」と語る少年。
- 運命を変えた事件: 雲隠れの忍に拉致されたクシナが、唯一の希望としてちぎり捨てた「赤い髪」。
それを見つけ、救い出したのがミナトでした。
暗闇の中で彼が放った一言は、クシナだけでなく視聴者の心も鷲掴みにしました。
「君の髪が綺麗だったから、すぐに分かったよ」
この瞬間、クシナにとって忌むべき存在だった「赤い髪」は、二人を繋ぐ「運命の赤い糸」へと変わったのです。

二人の距離が縮まった「赤い髪」の事件
ミナトとクシナの愛を語る上で欠かせないのが、アニメ第466話で描かれた「赤い髪の拉致事件」です。
二人の運命が劇的に交わったこのエピソードを、時系列に沿って深掘りしていきましょう。
最悪の出会い?「トマト」と呼ばれた転校生
クシナは幼少期、特殊なチャクラを持つ「九尾の人柱力」の器として、渦潮の里から木ノ葉の里へやってきました。
転校初日、彼女はクラスメイトから真っ赤な髪をからかわれ、「トマト」というあだ名をつけられます。
負けず嫌いな彼女は男子をなぎ倒し、さらに「赤い血潮のハバネロ」と呼ばれるようになりますが、心の中では自分の赤い髪がコンプレックスでたまりませんでした。
そんな彼女の目に映ったのが、クラスの隅でニコニコしていた波風ミナトです。
「火影になって里のみんなに認められたい」と語る彼を当時のクシナは「ナヨナヨしてて、頼りない夢を語る男の子」としか思っていませんでした。
暗闇に響く足音、救世主の登場
ある夜、クシナの特異な体質を狙った雲隠れの忍たちによって、彼女は拉致されてしまいます。
国境へ連れ去られる絶望的な状況の中、彼女は唯一の希望を託し、大嫌いだった自分の赤い髪を少しずつ引きちぎり、道しるべとして地面に落としていきました。
しかし、追手(木ノ葉の忍)は一向に現れません。
「他里の人間である私なんて、誰も助けに来てくれない…」と諦めかけたその時、暗闇を切り裂いて一人の少年が現れます。
それが、クシナが「頼りない」と思っていたミナトでした。
彼はクシナの残したわずかな髪の毛を頼りに、一人で彼女を追ってきたのです。
コンプレックスが「運命の赤い糸」に変わった瞬間
敵を倒し、クシナを抱きかかえて月夜を駆けるミナト。
彼は、クシナが驚くほど情熱的な言葉を口にします。
「君の髪が綺麗だったから、すぐに分かったよ」
今まで誰からも疎まれ、自分自身でも嫌いだった赤い髪。それを「綺麗だ」と認め、自分を見つけ出してくれたミナトの優しさに、クシナは一瞬で恋に落ちました。
この事件を境に、クシナにとっての赤い髪はコンプレックスではなく、「運命の人(ミナト)を連れてきてくれた赤い糸」へと意味を変えたのです。
二人の愛がもっと深く知れる関連エピソード
第466話で描かれた「赤い糸」の馴れ初めを知ると、他のエピソードの見え方がガラリと変わります。
ミナトとクシナの絆がいかに深く、そしてナルトへと受け継がれていったのか。
ファンなら絶対に外せない「涙腺崩壊の関連エピソード」を3つピックアップしました。
ナルト誕生と、夫婦最期の約束(第468話・第469話)
馴れ初めを語り終えた直後、クシナは「ナルトが生まれた日」の真実を明かします。
木ノ葉を襲う九尾から赤ん坊のナルトを守るため、二人は身を挺して盾となりました。
瀕死のクシナが涙ながらに遺した「好き嫌いしないで食べなさい」「友達を作りなさい」という母としての長い遺言は、全ファン号泣の名シーン。
ミナトが自分の命と引き換えに、クシナの想いをナルトへ託す姿に、二人の究極の愛が詰まっています。
父から息子へ、時を超えた再会(第168話)
ペイン戦で九尾の封印が解けそうになった際、ナルトの精神世界にミナトが初めて現れます。
自分が四代目の息子だと知り、怒りと喜びで涙するナルトに対し、ミナトは優しく「四代目の息子なら我慢できる」と語りかけます。
この再会は、かつてクシナを救ったミナトの「信じる力」が、時を超えて息子にも注がれていることを証明しました。
クシナから預かったバトンを、父としてしっかりと繋いだ瞬間です。
穢土転生で並び立つ、最強の夫婦(第591話〜)
第四次忍界大戦で復活したミナトは、立派に成長したナルトと共に戦場に立ちます。
九尾チャクラを使いこなす息子を見て、ミナトは「クシナ、君の願いはちゃんと届いているよ」と心の中で語りかけます。
戦いが終わり、天国へ還るミナトがナルトに告げた「母さんに、こっちは大丈夫だって伝えてくれ」という最期の言葉は、あの世で待つ最愛の妻・クシナへの深い愛と信頼を感じさせる、最高の幕引きでした。
劇場版『ROAD TO NINJA』
「もしも二人が生きていたら?」というIFの世界を描いた本作。
幻術の中ではありますが、ミナトとクシナがナルトと一緒に食卓を囲み、小言を言い合い、任務へ送り出すという「当たり前の日常」が描かれています。
本編の悲劇的な別れと、466話の幸せな馴れ初めを知っているからこそ、三人が「ただいま」「おかえり」と言い合える光景は、涙なしには見られないファン必見のエピソードです。
2023年の話題作!『NARUTO外伝 〜渦の中のつむじ風〜』
世界キャラクター人気投票1位を記念して、岸本斉史先生が描き下ろしたミナト主役の読切作品です。
ここでは、ミナトがなぜ「螺旋丸」を開発したのか、その裏にあるクシナへの深い想いが描かれています。
人柱力として過酷な運命を背負うクシナを守るため、「遠距離からでも彼女を助けられる術」を模索したミナト。
二人の修行時代のやり取りや、術の名前を巡る微笑ましくも切ないエピソードは必見です。
アニメ466話の馴れ初めを補完する、ファンへの最高のプレゼントと言える一冊です。
まとめ
あらためて、ミナトとクシナの愛の軌跡を振り返るための重要ポイントをまとめます。
- 馴れ初め(出会いと赤い糸): アニメ『NARUTO疾風伝』第466話「ありがとう」
- ナルト誕生と最期: アニメ第468話・第469話
- 原作漫画での収録: 単行本53巻(第498話〜第500話)
- 最新エピソード: 読切漫画『NARUTO外伝 〜渦の中のつむじ風〜』
二人の物語は、単なる過去回想ではありません。
「大嫌いだった赤い髪」を「運命の赤い糸」に変えたミナトの優しさとそれに応えたクシナの強さは、息子であるナルトの生き方そのものに受け継がれています。
もし「最近NARUTOから離れていたな」という方も、この466話だけはぜひ見返してみてください。
きっと、物語の冒頭でナルトが一人ぼっちだったシーンの見え方まで、180度変わってしまうはずです。



コメント