スカートを折ってはいけない最も簡単な理由【当たり前には逆らえない】

スカートを折ってはいけない最も簡単な理由
  • スカート折って怒られたけど意味がわからん
  • スカート折って短くしても迷惑はかけてないからいいんじゃん

女性なら一度は悩んだことがあるんじゃないでしょうか。

正直言ってこのルールは意味がわかりません。

たとえ自己満だろうとなんだろうと若い女の子は生き生きしてる姿が1番素敵なんです。

スカートを短くして生き生きした笑顔になるなら、それに越したことはありません。

なのになぜ、校則はこれほどまでに厳しいのか。

世間では様々な理由が飛び交っていますが、本記事では誰も気づいてない最も簡単な理由について解説します。

目次

スカートを折ってはいけない最も簡単な理由

まず結論からいうと「短くないスカートが当たり前ではないから」です。

今の制服スカートルールは長ければ正義、短いのは悪という風潮が自然と浸透しています。

しかし、なぜ悪なのか納得できる理由を説明できる大人はほとんどいません。

  • 社会に出た時に困るから
  • 校則だから
  • 学生らしくするため
  • 危険な目に遭わないため

など小学生でも並べそうな御託ばかり並べられています。

1番最もらしいといえば、「危険な目に遭わないため」ですが、これも的を得た理由じゃないかなと。

たしかにスカートが短いと犯罪に遭うリスクは上がりそうですが、犯罪レベルのことに手を出す人はスカートが長かろうと短かろうと関係なく手を出します。

逆に手を出さない人はいくら短かろうと手は出しません。

つまり、本質的な理由とはズレがあるんです。

では本質的な理由とはなんなのか。

制服が初めて誕生した1885年〜1900年代初頭頃を振り返るとうっすら答えが見えてきます。

スカートが長い時代は約70年も続いている

学生服の歴史は「カンコー博物館」さんのサイトが参考になります。

>>学生服の歴史を見る

見ての通り、初めて誕生した女子制服のスカートは長いのです。

そこから日本で初めてミニスカートが流行る1960〜1970年までの約70年間、スカート丈は長かったんじゃないかと思われます。

普通に考えて70年も続けば

制服スカートが長い=当たり前

というイメージが浸透してもなんらおかしくないのです。

1960年代はもっと風当たりが強かったと思われる

そう考えると初めてミニスカートが誕生した1960年〜1970年頃は、短いスカートに対する風当たりがもっと強かったのではないかと思われます。

今でこそ校則に対して疑問を持ち始めた大人が増えてはいますが、それでも厳しいのが現状です。

いかに人側や社会が変わることを嫌うのかわかる例でもあります。

良くも悪くも「当たり前」に疑問を持つ人は少ない

ほとんどの大人は初めから当たり前だったことに疑問を抱くことがありません。

  • 夜がきたら朝がくる
  • 朝になったら太陽が登る
  • 腹が減ったらごはんを食べる
  • 信号が赤になったら止まる

「制服のスカートが長い」のも昔はこれらと同じくらい当たり前のことだったと考えるとわかりやすいのではないでしょうか。

昔の人にとっては疑いようのない当たり前。

だったのに、今の若い人は平気で当たり前じゃないことをしているから、必死で当たり前の方向に戻そうとするんです。

  • スカートの短い学生がいると学校の評判が下がってしまう
  • スカートが短いと学生らしさがなくなる
  • スカートが短いと危険な目に遭う

こんな感じで、短いスカートに対して異常な程嫌悪感を抱きます。

正直これは日本人の国民性も強く影響しているんじゃないでしょうか。

仮に全ての人がそんな考えじゃなかったとしても、多数意見側が暗黙の内に強制してしまいます。

結果として「スカートが短い=悪」というイメージが浸透し、スカートを折るのは悪いこととなってしまうんです。

そこに深い理由があるわけではありません。

「スカートは長いのが当たり前」と信じて疑わない人が多数派である以上、理由なんて必要ないんです

今後スカートを折ってはいけないルールがなくなる可能性はあるのか?

これまでの意見を下に話すと、可能性は低いんじゃないかと思います。

たしかに普通に考えれば、この先長いスカートが当たり前の時代を過ごしてきた人は減っていくでしょう。

かといって完全にいなくなるわけではありません。

スカートは短いのが普通と唱える人が多数派になったとしても「意味不明な校則」は続くと思うのです。

クソ真面目な人ほど根拠のないルールに執着する

クソ真面目な人程、良くも悪くも根拠ないルールに執着します。

「当たり前=正義」と信じて疑わないからです。

制服のスカートは長いのが当たり前である以上、学校には必ず苦情が入ります。

例えばこんな感じですね。

うちの娘と同じ制服を着た学生のスカートが短かったぞ。学校の指導はどうなってるんだ。評判が落ちて娘の受験が失敗したらどうするんだ。

1件でもこんな苦情が入れば学校側は対応せざるを得ないのです。

究極的にいえば、スカート長さなんて関係ありません。

スカートが短いのが当たり前じゃないから悪く見えてしまうんです。

なので、仮に初めて誕生した制服のスカートが短かったとしたら今頃誰も文句言う人はいなかったんじゃないかと思います。

逆に

こんな短いスカートで歩くとか恥ずかしくてたまらないんだけど。なんで長くしちゃいけないの。

と長いスカートを履く人が異端者扱いされてたんじゃないでしょうか。

要は、世の中「当たり前」こそ正義ってこと。

スカートを短く折ること自体はなんら悪くないですが、当たり前じゃないから辞めろと言われるんです。

まとめ

本記事ではスカートを折ってはいけない最も本質的な理由について解説しました。

本記事の要約

  • スカートを折ってはいけないのは、短いスカートが「当たり前」じゃないから
  • 当たり前じゃないことをすると自然と悪くみられる
  • 今後もスカートを折ってはいけないルールは続くと思う

スカートを折る行為自体が悪いわけではないんです。

スカートを折る行為が当たり前じゃないから悪く見えてしまうんです。

誰にも迷惑をかけてないと思うかもしれませんが、悪く見えてしまうと学校の評判が落ちて友達を困らせてしまうかもしれません。

そうならないよう、学校ではスカートを折らないに越したことはないと思いますよ。

折るなら私服で遊ぶ時やプライベートで彼氏とデートする時に好きなだけ折るようにしましょう♡

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