水道やエアコンなど家の中で何らかのトラブルが起こった時に頼れるのが業者の存在。
自分ではどうにもできないこともササっと短時間で済ませてくれるのは超魅力的だ。
しかし、1点だけどうしようもない問題が生じることを忘れてはいけない。
業者さんが作業してる間何してたらいいのか問題だ。
今まさにあなたもその状況に直面している、もしくは直面していたのではないだろうか。
業者が家に来た時のソワソワ感がマジでたまらんかった。
業者さんに来てもらった時、まず第一に困るのが
「私はどこにいたらいいのよ」
って問題じゃないだろうか。
玄関から家の中に招き入れて、作業場所まで案内する。
そしてサッサと作業を始めるおっちゃん。
誰もがきっと悟るはずだ。
あれ。これずっと見とかなあかんやつなのかな?
作業するおっちゃんの手元を直立歩行でじっと見つめ続ける私。
恥ずかしながら、完全に身を引くタイミングを見失ってしまったのである。
おっちゃんもおっちゃんで
「ゆっくりされてていいですよ」
とかなんとか言ってくれればいいものだが、次も詰まってるのか目の前の作業に必死。
コチラから話しかけるのも憚れる様子である。
完全におっちゃんの術中にハマってしまったのかもしれない。
とりあえず3分ぐらい待ってみた。
相手の霊圧にビビって直立歩行状態からしばらく動けなくなってしまった私はとりあえず3分ぐらい待ってみた。
この3分が長いと感じるか短いと感じるかは実際に似たような経験をしてみるとわかるはずである。
私の体感ではカップ麺なんてとっくに伸び切って美味しくなくなってるだろって思うぐらい長く感じた。
とまあ、3分程待ってみたわけだが依然としてコチラを見ようとすらしないおっちゃん。
さすがに痺れを切らしたし、ちょうど霊圧にも慣れてきたので、こちらから動くことにしてみた。
別部屋への脱出に成功!
なんだよやればちゃんとできるじゃんかよ。
いざ動いてみるとすんなり動けるものである。
作業場所が洗面所で本当に良かった。
エアコン修理で、リビングで作業されてたらソワソワし過ぎて心臓が破裂しそうである。
私が別部屋へ移った件について、おっちゃんも特に気にしてないようだった。
(そもそも動いたことすら気づいてないのではってぐらいの集中っぷり)
ひとまず息苦しさからは解放された。
が、ここで1つ何かが頭によぎったのである。
業者が家に来たらお茶出すよなぁ⁉︎
今までのことを思い返してみればそうだ。
実家にいた頃、業者が来た時もおかんは必ずと言っていいほどお茶とお菓子を出していた。
それもめちゃくちゃ自然にさりげなく。
そもそも業者が来た時おかんがソワソワしてるのを見たことがない。
まるで学生時代の同級生と喋ってんのかってぐらいのノリでペラペラ喋る喋る。
いつも口うるさいババアぐらいにしか思ってなかったけど、この時ばかりは憧れみたいなものを感じた。
やっぱ田舎のおかんのコミュ力は半端ない。
なんて話は私の頭の中の回想であって、目の前の問題は何も解決していない。
問題はお茶とお菓子を出すべきか問題である。
分からなすぎたからググってみた。
とりあえず分からなすぎたからググることにした。
普通に渡せばいいんだろうけど、年齢的に私はまだまだ若者って感じだし、若者からお茶とか貰うのは業者さんもなんか変な感じなんじゃないかなって思ったのである。
んで、調べた結果有益な答えを出してくれたのがYahoo知恵袋。
業者として働いたことのある人がこんな回答を出していた。
おばさま方からお茶やお菓子を貰うことがあるけど・・・
長かったので、ここでは要約して話す。
業者さん的にお茶やお菓子をもらうのは嬉しいんだけど、次の予定もあるのでゆっくりはできないのが本音なんだそうだ。
だから帰りにペットボトルのお茶か缶コーヒーを貰えるぐらいが1番ありがたいのだということ。
あったかいお茶は飲み干すのも時間がかかるから業者さんに出すにはあんまり適さないかなって声もあった。
なるほど。言われてみればその通りである。
ってことで帰り際にお茶とお菓子を渡そうという結論に至った。
一難去ってまた一難。またしても壁にぶつかる。
これで一件落着かと思ったのだが、またしても問題に直面してしまったのである。
「お菓子って何を渡せばいいんだよ」
恥ずかしながら私はお菓子なんてあまり買わないのである。
だから家にストックなんてほとんどしていない。
いやー困った。何かないか探してたのだが、見つかったのはトッポ1箱と、マリーが1袋だけ。
マリー1袋ではなんか寂しすぎるし、トッポ1箱はやりすぎ感もある。
この匙加減が絶妙に難しい。
色々考えたが、ケチって思われるよりコイツ気前いいやんって思われる方がマシじゃねってことでトッポを1箱渡すことにした。
作業が終わったと業者さんに呼ばれる。
作業にかかった時間はたったの10分。
水道の水漏れ修理ってこんなに早く終わるのかとびっくり。
やっぱり業者さんはプロ。さすがである。
その後は修理した部分や修理内容に関する話を聞いて終了。
んで、帰り際に勇気を出してペットボトルのお茶とトッポを渡した。
にっこり微笑むおっちゃんの笑顔が微笑ましかった。
やっぱり渡して正解だったと心底安心した。
おわりに
長くなったけど、今後業者さんを呼ぶ時は以下3点に気をつければ無難にやり過ごせると思う。
- 業者さんが作業中は別の部屋でゆっくりしてて良し(呼ばれたらすぐに行け)
- 業者さんへの差し入れはペットボトルのお茶orお菓子を帰り際に渡すのが最適
- 業者さんを呼ぶときはお茶とお菓子のストックも忘れずに
作業中はソワソワして落ち着かないと思うがとりあえずテレビ見るなり、漫画読むなりしてやり過ごせばいいと思う。
ん、作業してもらう場所がリビング⁉︎
それは知らん。
おわり!
PS:帰り際料金について聞くのも忘れずに。基本的には後日請求書が郵送で届く場合が多いです。
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