フレンチカジュアルの定番アイテムとして人気の高い、ルミノアとセントジェームスのボーダーTシャツ。
どちらも歴史と伝統のある老舗ブランドですが、素材やデザイン、着心地など、細かな違いがたくさんあります。
この記事では、そんなルミノアとセントジェームスの魅力を徹底比較!
それぞれのブランドの特徴や、おすすめのアイテム、さらにはコーディネートのヒントまでご紹介します。
ルミノアとセントジェームスを徹底比較!違いは?
ルミノアとセントジェームスはどちらもフランス発祥のバスクシャツブランドです。
首元の開いたゆったりとしたシルエットが魅力的で、カジュアルにも綺麗目にも使えるアイテムとなっています。
まずはそれぞれの違いについてざっくりまとめてみました。
項目 | セントジェームス | ルミノア |
---|---|---|
価格帯 | やや高め | セントジェームスよりややお手頃 |
サイズ感 | ややゆったりめ | セントジェームスに比べ、ややコンパクト |
素材 | コットン100% | コットン100% |
縮み | やや縮む | セントジェームスほどは縮まない |
生地感 | 厚手 | 薄手 |
価格帯の違いを比較
価格帯は選ぶアイテムにもよりますが、セントジェームスの方が若干高めです。
公式サイトで販売されている定番バスクシャツの定価を比較してみると以下の通りです。
ブランド | 価格(税込) |
---|---|
セントジェームス | 14,300円 |
ルミノア | 12,100円 |
定価だけで比較するとセントジェームスの方がやや高くなっています。
ただどちらも楽天やYahoo!ショッピングなどのECサイトであれば、クーポンやポイントを活用することで定価よりも安く購入できます。
サイズ感を比較

続いてルミノアとセントジェームスの定番バスクシャツのサイズ感を比較してみましょう。
セントジェームス
フランス表示 | 日本の目安のサイズ | 着丈 | 袖丈 | 胸囲 | 肩幅 |
---|---|---|---|---|---|
T0 | LADIES XS | 59cm | 50.5cm | 85cm | 39cm |
T1 | LADIES XS〜S | 60cm | 51cm | 88cm | 41cm |
T3 | LADIES S〜M | 64cm | 52cm | 96cm | 45cm |
T4 | LADIES M〜L MEN S |
68cm | 56.5cm | 100cm | 47cm |
T5 | MEN M | 70cm | 57cm | 104cm | 49cm |
T6 | MEN L | 72.5cm | 60.5cm | 108cm | 52cm |
T7 | MEN XL | 74cm | 61cm | 114cm | 53.5cm |
セントジェームスはT0~T7まで幅広いサイズの中から選べるのが魅力です。
ルミノアの同サイズ帯のアイテムと比較してもセントジェームスの方がやや大きめの作りになっています。
ルミノア

サイズ | 着丈 | 胸囲 | 肩幅 | 袖丈 |
---|---|---|---|---|
1(S) | 59cm | 94cm | 38cm | 46cm |
2(M) | 60cm | 95cm | 40cm | 47cm |
ルミノアは女性を主要ターゲットとしたブランドのため、レディースアイテムが中心です。
メンズアイテムもありますが、ここではレディースの定番バスクシャツのサイズでまとめてみました。
ルミノアはセントジェームスより小さめの作りにはなっていますが、洗濯による縮みがそこまで気になりません。
そのためセントジェームスが洗濯によって2cm程縮むことを考慮すると両方ともそこまで大きな差はないのかなと思います。
またルミノアは定番アイテム以外にドロップショルダーなど着丈が短めのアイテムも販売されています。
素材や生地感を比較
セントジェームスもルミノアも素材はコットン100%です。
ただ生地感を比較してみるとセントジェームスは肉厚、ルミノアは薄手で柔らかい素材感になっています。
そのため、セントジェームスの方が肉厚な分、丈夫で長持ちしやすいかなと感じます。
縮みを比較
セントジェームスは洗濯する事で1~2cm程縮みます。
一方でルミノアは洗濯による縮みはあまり感じなかったです。
なのでセントジェームスはサイズ選びの際に少し注意が必要かなと感じます。

セントジェームスとルミノアどっちがおすすめ?
個人的にセントジェームスとルミノアはどっちも大好きです。
ただバスクシャツを初めて購入する方にどっちをおすすめするかと言われるとセントジェームスをすすめるかなと思います。
なぜセントジェームスが良いかというとやっぱりアイテムの耐久性ですね。
どちらも1万円を超えるアイテムなので長く使えるかどうかは非常に重要なポイントです。
セントジェームスは縮みを考慮して購入できれば、汚れなど付けない限り5年以上は余裕で着まわせます。
もちろんルミノアも大切に使っていれば長く使えるアイテムですが、セントジェームス程ではありません。
なのでコスパ重視で選ぶならセントジェームスがおすすめです。
ただルミノアもなかなか捨てがたいなと感じるポイントが腕元に付いているブランドロゴ。

これはセントジェームスにも付いているのですが、ルミノアは王冠マークのロゴがとにかくかわいいのでやっぱり1着は持っておきたいなと思ってしまいます。
セントジェームスとルミノアの歴史を比較
最後にセントジェームスとルミノアそれぞれのブランドの誕生ヒストリーやこだわりなどを見てみましょう。
項目 | セントジェームス | ルミノア |
---|---|---|
創業 | 1889年 | 1936年 |
特徴 | 丈夫で長持ち、定番デザイン | 柔らかな素材、豊富なカラーバリエーション |
代表的なモデル | ウェッソン | 様々なモデル |
生産 | フランス | フランス |
セントジェームスの歴史
1889年、フランス北部のノルマンディー地方に誕生したセントジェームス。
当初は地元の漁師や船乗りたちのために、丈夫なウール製のセーターを作っていました。
その後、コットン素材を用いたバスクシャツの生産を開始し、その品質の高さから世界中で愛されるブランドへと成長しました。
特徴
- 歴史と伝統: 100年以上の歴史があり、伝統的な製法を守りながら、現代のライフスタイルに合わせたアイテムを展開しています。
- 丈夫な素材: 厚手の生地と丈夫な縫製が特徴で、長く愛用できるアイテムとして知られています。
- 定番モデル「ウェッソン」: シンプルで飽きのこないデザインのウェッソンは、セントジェームスの代表的なモデルです。
ルミノアの歴史
1936年、同じくフランスのブルターニュ地方で誕生したルミノア。
セントジェームスと同様に、バスクシャツを代表するブランドとして知られています。
自社工場で一貫生産を行い、高品質な製品作りを追求しています。
特徴
- 上質な素材: フランス産のオーガニックコットンを使用し、肌触りの良い柔らかな素材感です。
- 豊富なカラーバリエーション: 定番のボーダー柄だけでなく、様々なカラーバリエーションが展開されており、自分好みの1枚を見つけやすいです。
- 現代的なデザイン: 伝統的なデザインをベースに、現代的な要素を取り入れたデザインも展開しています。
まとめ
セントジェームスとルミノアは、どちらもフランスを代表するボーダーTシャツブランドです。
歴史や伝統、素材感、デザインなど、それぞれに特徴があります。
どちらを選ぶかは、自分の好みやライフスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
どちらのブランドも、長く愛用できる高品質なアイテムです。
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