銀河英雄伝説が泣けるのはどうして?人気の理由をファン視点で考察!

銀河英雄伝説が泣けるのはどうして?人気の理由をファン視点で考察!

今回は、銀河英雄伝説が泣けるのはどうして?人気の理由をファン視点で考察!というテーマでお届けします。

私は『銀河英雄伝説が大好き』です。

それはなんというか、時代劇、大河ドラマを見ている感じですね。

銀河英雄伝説を見てると、登場人物に自然と感情移入しちゃってます。

1人1人のキャラクターが、アニメとは思えないほど確立されててすごいですよね。

英雄達、悪い奴、いい奴、ダメな奴、いろんな愛すべきキャラクターが出てきます。

銀河英雄伝説は、人生のワンシーンを思い出させるような、感情を揺さぶられるシーンをクローズアップしているように思います。

では早速銀河英雄伝説が泣けるのはどうして?人気の理由をファン視点で考察!というテーマでお話していきますね。

目次

銀河英雄伝説が泣けるのはどうして?

銀河英雄伝説がこんなにも泣ける理由とはいったいなんなのでしょうか。

初めて見た時は、彼女からも惹かれるぐらいに大泣きしましたし2回目を見てもやっぱり泣けちゃいます。

そして好きなシーンを繰り返し見るうちに『銀河英雄伝説』が泣ける作品である理由がなんとなく掴めてきました。

  • ヤン・ウェンリーが亡くなるシーン
  • キルヒアイスの早すぎる死亡
  • ケスラーの憂鬱
  • フレデリカの父親のクーデター

それでは、1つずつ見ていきましょう。

ヤン・ウェンリーが亡くなる

漫画やアニメで好きなキャラクターが亡くなる時って超定番な泣ける理由の1つですよね。

回廊の戦いが停戦に終わり、ヤンがカイザーラインハルトと会談しに行くとき、地球教徒のだまし討ちに遭い暗殺され、命を落としてしまいます。

最後の言葉、、「ごめん」って。

ヤンの死で、みんなおかしくなる、、。

というか、ヤン・ウェンリーが本当に色々なものを支えていたんだ、という事がよくわかります。

ラインハルトは怒ってましたもんね、私以外の者に倒されることを許していない! って、、、、あの言い方ね。

ヤン・ウェンリーの死を知らないフレデリカに、それを伝えるユリアンがとても辛そうでした。

フレデリカが泣く姿も、見ていてとても辛くなりました。

ヤンが亡くなってから、フレデリカの笑顔が少ないし、笑顔も100%って感じではなくってしんみりしましたよね。

キルヒアイスの早すぎる死亡

リップシュタット盟約軍との戦いが終わり戦勝記念式典でブラウンシュヴァイク公の忠実な部下アンスバッハは、ラインハルト殺害しようとしました。

その時ラインハルトを守るため自ら盾になり、亡くなってしまいましたね。

亡くなる前に、ブラウンシュヴァイクらのヴェスターラント熱核兵器攻撃黙認の件で、ラインハルトと揉めて気まずいままだったので、これからどう仲直りするのかなと思っていたら、まさか亡くなるなんて。

最後に、「ラインハルト様 宇宙を手に入れて」 っていうキルヒアイスのセリフ。

このシーンは本当に泣けました。

ケスラーの憂鬱

イゼルローン攻略をした同盟軍は、ついに帝国侵略に乗り出しました。

この情報を得たラインハルトは侵攻してきた同盟を帝国領土へ深く誘い込み、徹底的にたたきます。

さらに同盟軍の兵站に負担をかけるため、同盟軍の進路にある辺境惑星から食料、物資を撤廃するようケスラーに命じるのです。

同盟は解放軍とも謳っているので、食料がない方に、食べ物を分けてあげなければならない。

ケスラーが派遣されたクラインゲルト子爵家は想いを交わした女性、フィーアが嫁いでいるのでした。

知っている人から食料、物資を取り上げるなんて、、軍命令でもこれは、きついですよ。

戦争なんて、憎しみ、悲しみをうむだけ、ここも地味に泣けますよ。

フレデリカの父親のクーデター

自由惑星同盟総参謀長のグリーン・ヒルが、救国軍事会議の首謀者となりますね。

グリーン・ヒルは一時的な救済措置だと考えていたみたいですが、悪い事をしてる政治家を軍事力で抑え込むなんて。

気持ちは分かりますが、一時的でも一発アウトですね、ちょっと考えればわかることなのに。

国のため、民衆のためと言っても、暴力で訴えても何も解決しない。

フレデリカの父親、ドワイト・グリーンヒルは軍の良識派として知られていました。

フレデリカの母親の墓石の前で、あの子はわかってくれないだろうか、って懺悔してますね。

でもこれ自体も、帝国ラインハルトの策略だったのです。

帝国もラインハルトは門閥貴族ブラウンシュヴァイクらとの内戦に集中したいため、同盟も内乱を起こさせて帝国に侵攻してこないよう仕向けたのでした。

エルファシルで民衆をおいて逃げ出し、帝国の捕虜になったリンチ少将をつかって。

自分で決断してやっていたことだと思っていたことが、実はこのリンチの策略計画書どうりにやっていたのです。

最後グリーン・ヒルは、このリンチに頭を撃ち抜かれて死んでしまいます。

自分の信念のために色々な手を使って努力する。これはとても大事なことです。。

でも強すぎる信念は、時に手段を選ばなくなる。う~ん。考えさせられますね。

フレデリカとしては、父親が首謀者で殺されるってことですからまじで悲しすぎません?

長年愛され続けるのはなぜなのか?

ここまで『銀河英雄伝説』が泣ける理由について解説しました。

ここからは銀英伝が放送終了から20年以上たった今でも愛され続ける理由について考察した結果をまとめています。

ストーリーが面白い ‐長編なのにサクサク見れちゃう‐

人類が銀河系に進出した未来を舞台に、「血脈による専制政治の銀河帝国」と「民主主義国家の自由惑星同盟」との戦争を描いたストーリーです。

銀河や宇宙系だったら「ガンダム」や「宇宙戦艦ヤマト」じゃね?

とか思ってる人へ。泣くよ。まじで。

「ガンダム」や「宇宙戦艦ヤマト」にはない面白さがこの作品には詰まっています。

ちぇるくん

もちろん「ガンダム」も「宇宙戦艦ヤマト」も超名作。

銀英伝では「専制、独裁国家は悪」、「民主主義は善」というありがちな図式に落とし込まれていません。

ラインハルトのような名君が現れれば専制政治の良さも光り、見ていて爽快。とても気持ちがいい。

民主主義は絶対ではなく「自分の事しか考えてない政治家」、「政治に参加しない民衆」などによって、「何を決めるにも始めるにもとにかく時間がかかる難点」がクローズアップされています。

実際、物語で判断ミスをするのは自分の保身ばかり考えている同盟国家で、国のために戦っている前線の軍人たちの足を引っ張ることも1度や2度じゃありません。

それでも同盟のため、将来の年金のためとヤン艦隊が戦い、危機一髪を脱し勝利します。

「最良な専制政治」か「最悪な民主政治」など考えさせられ、とてもおもしろいですよね。

愛すべき魅力的な登場人物たち

110話という圧倒的な話数が示す通り、登場人物もやたら多いのです。

ただし、それぞれが魅力的で群像劇としても優れていますよ。

ラインハルト・フォン・ローエングラム 帝国

帝国の将校、落ちぶれた貴族の家柄出身で高級貴族から「金髪の小僧」といわれてますが、戦場で武勲を経て上り詰めていきます。

誇り高い男で人格的に少し問題はありますが、それすら魅力的に感じる有言実行者です。

ジークフリード・キルヒアイス 帝国

ラインハルトの幼馴染にして自営陣のナンバー2。

人格面でも軍人としての才能面でも申し分のない男。

人格的に欠点が多いラインハルトを完璧にサポートします。

ウォルフガング・ミッターマイヤー 帝国

ラインハルトの部下で「疾風ウォルフ」の異名を持つ有能な男。

人格面でも清廉潔白で曲がったことを許さず、奥さんだけを愛しつづけています。

オスカー・フォン・ロイエンタール 帝国

ミッターマイヤーと並ぶ「帝国の双璧」。ミッターマイヤーとは親友関係です。

打って変わって出生に由来する歪んだ精神を持っています。

まっすぐなミッターマイヤーとの関わり合いで精神の均衡を保っているようにも見えるキャラです。

パウル・フォン・オーベルシュタイン 帝国

ラインハルトの参謀役で、まっすぐな軍人指揮官の多いローエングラム陣営ではとにかく嫌われているが、よくよく聞いてみると正論しか言っていません。

ラインハルトに対して口答えができる数少ない男の1人です。

ヤン・ウェンリー 同盟

自由惑星同盟の司令官、軍事の天才で「魔術師ヤン」の異名をもつが、本人は軍人、戦争をさほど好んでおらず、退役して平凡な年金暮らしにあこがれています。

ほかにも、ユリアン・ミンツ、オリビエ・ポプランやダスティ・アッテンボローなど魅力的なキャラクターが出ています。

みんな名言、いい事言うんですよ、痺れますよね、憧れますね、こんな風に生きていきたいよね!

歴史もの、時代劇、大河ドラマのような世界観

設定はSFではありますが、あまり突飛ではなく、宇宙開発史や帝国や同盟がどのようにして出来てきたことや前史部分がやたら詳細に作り込まれてます。

まるで本当にこういう世界が、あるようかのように錯覚ほど良くできていますね。

よく出来ているからこそ、「もしもキルヒアイスが生きていたら」などの歴史のターニングポイントを考えてしまいます。

全体的に後世の歴史家目線のナレーションが、気になる語り口調で入るので、「それで、それで」と気になってしまいますね。

まとめ

今回は銀河英雄伝説が泣けるのはどうして?人気の理由をファン視点で考察!というテーマでお届けしましたがいかがだったでしょうか。

まだ見てない方はとても羨ましいです。だってこんな面白い作品を見れる楽しみがまだ残ってるんですから。

本当に大河ドラマのようで、色々な人がこの作品に携わったのでしょうが、構想は田中芳樹さん1人の頭の中で作られたなんて、すごすぎて驚きが隠せないですよね。

登場人物もワンピースやガンダムばりに多いですし、泣けるシーンもめちゃくちゃあります。

ドワイト・グリーンヒルはリンチ少将に汚名返上のチャンスを提供できると思ったのが、裏目に出ちゃったり。

ケスラーも今回ご紹介した内容以外にもっと重要な役割を果たしていきます。

とにかく見どころ満載ですので、見てない方は是非視聴してみてくださいね。

下記記事では『銀河英雄伝説』を無料視聴する方法をまとめていますよ。

とういことで、今回は銀河英雄伝説が泣けるのはどうして?人気の理由をファン視点で考察!というテーマでお届けしました。

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