話が通じない人との会話は疲れるどころじゃない。職場での想像以上にカオスな体験談と末路。

話が通じない人との会話は疲れるどころじゃない。職場での想像以上にカオスな体験談と末路。

話が通じない人と聞くと、あなたはどんなイメージを抱きますか。

  • 丁寧に説明しても伝わらない人
  • 何があっても自分の非を認めない人
  • 指摘すると逆ギレする人
  • 質問に対して全く的外れな回答をしてくる人
  • 1つ質問しただけなのになぜか10の回答で応じてくる人

上記通り、「話が通じない人」と一括りに言っても色んな種類の人がいます。

中でも今回、取り上げるのが⓸、⓹に当てはまる人です。

私も20年以上生きてきましたが、このタイプは初めて対面しました。

そして、1つ勉強になったというか、興味深いなと思ったのが、

話が通じない人のやばさは、マジで実際に対面してみないと分からない

ってことです。

別に私は、話が通じない人を否定したいとか、嫌いとかそんな風に思っているわけではありません。

ただあまりにも話が通じないと理解に苦しむし、聞く側としては負担が重すぎます。

だから話の通じない人とは極力関わらない勇気も持つべきなのかなと思ったので、体験談を文章に書き起こしてみました。

目次

話が通じない人がどのぐらいやばいのか実体験から考察

まず、私が対面した話が通じない人というのは、同じ職場にいた方のことです。

ここではAさんとします。

Aさんは仕事中、特段際だって変な様子はなく、モンスター的な様子は感じませんでした。

しかし、事態が急変したのはAさんが、退職を申し出た時のことです。

新しい職場が決まったので、2か月後に退職するのだという話をされました。

別にそれほど仲が良いわけではなく、顔を合わせたら挨拶する程度の関係だったので、

ふ~ん。そうなんだ~。

程度に思っていました。

しかし数日後、Aさんが職場の同僚にある提案を持ち掛けたんです。

退職するから送別会をして欲しい

不謹慎ながら

マジか

と思ってしまいました。

私のイメージ的に送別会は退職が決まってから、周りが企画して本人に参加できるかどうか確認後にやるのが一般的だと思っていたんです。

だからちょっと虚を突かれたというか、普通にびっくりしました。

でもまあ、本人がして欲しいというのに断るのもまた残酷な話。

ということで、一部の人間だけ集めて送別会を開催することになったんです。

この送別会が恐怖の引き金だった

私にとってはこの送別会が、恐怖の引き金でした。

それはなぜか。

結論から言うと、送別会でAさんにLINEの交換を持ち掛けられたんです。

送別会は同僚の内、5人程度集められて行くことになりました。

んで、送別会中に特段何か変なことが起こったわけでもありません。

ただ、恐怖の引き金になったのはAさんとLINEを交換したことだけだったんです。

これにより、Aさんが私の頭を悩ませる存在になるとは、当時微塵も想像していませんでした。

話が通じない人とのLINEが想像以上に恐怖だった。

送別会でLINEを交換して以降、Aさんからたびたびメッセージが届くようになりました。

そのメッセージに対して、とりあえず返信。

年も近いし、ちょっと好意持たれてるのかな~ぐらいに思ってました。

最初の頃は、ごく普通のやり取りだったと思います。

しかし、1週間程経ったある頃から少し豹変し始めました。

長文のLINEが届くようになる。

  • 職場で嫌いだった人の話
  • 自分の過去の話(サイコパス気質あり?)
  • 自分は勉強し過ぎで頭がおかしいと思われることがある
  • 昔の恋愛の話

などその他、重そうな内容多数

的な話をズラリと送付されたんです。

長文と言っても単なる長文じゃなくて、トーク下に

すべて見る

ってタブが出るぐらい長文です。

こんなタブが出るなんてこの時初めて知りました。

マジ、ブログかよって思うぐらいのボリュームで、もう長文超えて超文です。

LINEってこんな長い文章送れるんだな~って正直唖然としましたね。

というより、なんで突然こんなこと送ってくるのか不思議でなりませんでした。

だってそれまでの会話はあれですよ。

Aさんが退職されるなんてびっくりでした~

みたいな、上辺だけの会話しかしてなかったし、なんならリアルでもほとんど話したことない。

送別会で初めてちょっと親密気味に話した程度。

なのになんでこんな超文送られないといけないのか、疑問すぎます。

もっとびっくりなのが文面も私に対する質問とかではなく、全部自分語り的な内容ですからね。

マジなんて返せばいいのよ?と困り果てました。

とりあえず冷静に返信してみる

超文の内容は全部読んでいません。

申し訳ないですが、私もも忙しいし理解し難い内容だったので途中で読むのは辞めてこう返信しました。

あの~。もしかして送る人間違えてません?

我ながら無難すぎる返答だな~と感心しました。

というか、そうで合ってほしい。

でも私の願いは瞬く間に打ち砕かれます。

いえ。間違ってないですよ。

と返信が来て、30分後ぐらいに更なる超文の追撃LINEが届いてました。

この時、1つ悟ったことがあります。

私はあの時とんでもない人とLINEを交換してしまったかもしれない。

マジであの送別会の夜を後悔しました。

でもこのまま無視するのもなんか悪いし、真剣に何か相談したいことがあったのかなと思ってまた読んでみることにました。

マッジで話の内容が理解できない・・・。

バカにしてるわけではありません。

むしろ困り果てて冷や汗かくぐらい困っています。

まだ100個の質問を送ってこられる方がマシに思えるレベルでした。

別にメッセージが全部英語で書いてあるとか、象形文字が使われているとかそんなんじゃなく、シンプルに日本語で書いてある内容の意味が全く頭に入ってこないんです。

一言で言うと

厨二的な気質が強すぎる

とにかく話が自意識過剰で、突飛的なんです。

何ですが、所々で自分を卑下するようなことを言いつつ、自己愛の高さだけでは隠しきれていません。

まさにリアル闇落ちOL

もう少し内容が軽かったら異性としてちょっと惹かれそうですが、Aさんの場合は度が超えています。

内容は理解できないし、所々理解できる部分を読むだけでも地雷臭がプンプン漂ってるんです。

全部読んでも

で、結局何が言いたいの?

って言葉しか出てこなかったんですよね。

話が主観的過ぎて、画面の向こうに読む側がいることは全く考えられていない。

ある意味、センター試験の国語とかより全然ムズイ気がしましました。

てかなんで元同僚との会話でこんなこと考えなきゃいけないのよ?って感じです。

もう少し要点をまとめて言ってもらってもいいですか?

あまりにも分からなかったので、とりあえずそう返しました。

後プラスで「人を卑下するようなことはあんまり言わない方がいいと思いますよ」ともつけて。

どう返ってくるのか不安な反面、ちょっぴり興味本位もありました。

人間初めて見るものと対面すると、不安になる反面、ワクワクもするってこういうことなんだな~とワクワクしていたのも束の間。

その後の返信は、さらに意味が分からない内容を追記しただけの超長文LINEが来たんです。

頭には「なぜ?」という言葉しか浮かびませんでしたが、同時にこの人は本当に話が通じない人なんだなと感じました。

もうメッセージの1つ1つに「すべて見る」のタブが付いていてトーク画面開くのすら億劫になるレベルです。

メールの送り方とか見る限り、正直今までよく普通に仕事できてたなと感心すら覚えました。

でもまあ、3~4回読み直してみてなんとなくわかったこともありました。

恐らくAさんは過去に何かしら理由があって、学生時代も周りと上手く馴染めてなかったんだと思います。

そのトラウマを乗り越えたり、自分を変えようとはせず、強すぎる自己愛と歪んだ思想で割り切ってしまった結果、厨二的な状態のまま大人になってしまったのかなと感じました。

友達もいないし、親や家族にも恵まれてない。でも自分は頭が良すぎるから・・・。

みたいなことも言ってたので、本当に思想が歪み過ぎているのだと思われます。

それなら周りから変な人と避けられても当然といえば当然ですが、ちょっと可哀そうだなとも感じました。

多分、小さい頃や学生時代も辛い時に手を差し伸べてくれる人が本当にいなかったのでしょう。でもこの先、生きていくためには自分が強くなるしかないと思った結果、反射的に「強すぎる自己愛」と「歪んだ思想」を持つようになったと考えると妙に納得できる部分もあります。

最近、辻村深月さんの『傲慢と善良』という本を読んだのですが、その本に登場する主人公・真実を彷彿とさせるような感じで衝撃的でした。

とはいえ、今後Aさんと仲良くしていけるかといえば、それはまた別の話で、正直私はもう関わりたくないと思いました。

だってこれ以上超文LINEを送ってこられても私の負担が重すぎますし、私は心理カウンセラーのように心のケアを専門に活動する人間でもありません。

そもそも文面を見る限りでも「誰かに相談したい」ような意図は感じられず、ただただ誰かに自分の本性を晒け出して「喜び」「快楽」を見出しているような感じにも見えるんです。

具体例として1つ出してみると、

自分は職場では暗い人だと思われていたと思うんですけど、でも本当はそうじゃなくて、高校の同級生の子からは明るくてうるさい子って思われてるんですよね。でも私、一般的な大多数の人にはあまり好かれないタイプらしくて結構浮いちゃうことがあるんです。学生の頃も色々あって・・・。だから職場でのあの感じ。あれわざとなんですよ。本当は・・・

みたいな文面が延々と綴られてて、この文面をテンプレみたいに過去の恋愛話とかその他の話も送られてくるんですよ。

こっちからしたら「だから何?」って感じだし、別に職場でのAさんの雰囲気とか知りもしない。

仮に私に好意を持ってもらいたくてアピールしてるつもりなんだったら相当やばいし、勿体ないなと思いました。

はっきりと言葉にしてやり取り自体を終えようと思ったけど・・・。

だからそっと静観する形で、「申し訳ないですが、私は力になれないと思います。ごめんなさい」と返してやり取り自体を終えようとしました。

それでどうなったかというと、翌日、やっぱり超文の追撃メッセージが送付されていました。

内容も読みましたが、ただただ自分語りしているだけで、私の返信に対するメッセージとしては全く的を得てないんですよね。

なんか飲み会でおじさま方の過去の栄光話を聞かされている感覚と似ているような気もします。

だからこれ以上はもう相手のためにもならないと思って返していません。

この体験談から分かる通り、「話が通じない人」というのは、まともなやり取りをしようとしても本当に話が通じないんです。

周りに似たような人がいる方は、自分が消耗しないようにくれぐれもお気をつけくださいね。

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