※本記事は一部ネタバレ含みます。
先日、AmazonPrimeVideoで「100日後に死ぬワニ」を視聴しました。
結論からいうと世間が言うほど悪い作品じゃないです。
構成やストーリーはすごく見ごたえがあるし、映画オリジナルの後半部分は結構泣けました。
なによりほのぼした世界観は原作同様好きだったので感想を綴ります。
映画「100日後に死ぬワニ」はなぜ大コケといわれるのか?
2020年にTwitterで大きな話題となった100ワニ。
100日後に死ぬというキャッチ―なタイトルが受けたのか、メディアにもこぞって取り上げられました。
その後、話題に乗じて映画化という何とも自然な流れで大成功かと思われたこの作品。
しかし、どうも裏に大人の事情が絡んでたようで、商業化のやり方に対しファンがここぞとばかりに叩いていた様子。
私もリアルで目の当たりにしました。
「友達に100ワニの映画見に行こうよ。」
と誘ったら
「え、お前まじ?」
と言われてしまう始末。
Twitterで連載されてた頃は毎日楽しみにしてた癖に、すごい手の平返しだなと思った覚えがあります。
それだけファンの信頼を失っていたせいもあってか映画も思ったほど伸びず、公開開始から1か月足らずで公開終了となっていました。
いつか見に行こうと思ってたのに残念だったな~
映画の評判が悪すぎただけで作品自体は見ごたえがある
100ワニは話題沸騰→映画化の流れに違和感があり過ぎたせいで、思ったほど伸びなかったと言われています。
1番の原因は公開前の時点で「ファンが過度に叩いていたから」でしょう。
恐らく100ワニを大コケと言っているファンの大半は映画を見てもないのに、映画化までの流れが気に食わないから文句を言っているだけ。
正直1番達が悪いタイプですね。
見てから文句言う分には構わないと思うけど、見てもないのに文句言うのはちょっと違うよなと。
実際、視聴してみるとかなり見ごたえがあって面白いです。
映画後半には原作漫画にはなかったストーリーも追加されているし、グッと心揺さぶられるシーンも多々ありました。
ただ、映画化じゃなくても良かったんじゃないかなというのは正直な感想です。
シンプルに短編アニメ化という流れで良かったんじゃないかなと。
まあ、それだと尺的にも難しい部分があるだろうし、1時間という尺の中でこれだけ綺麗にまとまっている点は非常に評価できると思います。
映画「100日後に死ぬワニ」の感想&見どころ
私個人的にはすごくいい作品だと感じました。
やはり漫画を見ていた頃と同様、キャラの心情に引き込まれるし、命の大切さや人とのつながりの大切さについて改めて考えさせてくれます。
前評判が悪いからと言って見てないのは正直かなりもったいないです。
まあそれでも好き嫌いは分かれやすいのかなとは感じました。
と前置きはここまでにして「100ワニが好きだと感じた側」の感想&見どころを綴っていきます。
ネズミくんの心情を考えると泣ける
私個人的にこの作品、主人公はネズミくんでもいいんじゃない?と感じています。
というのもネズミくんの心情を深く考察するとめちゃくちゃ泣けます。
- ワニくんが「死んだらあげるよ」といったときの反応
- ワニくん亡き世界で平静を保とうとする姿
- カエルくんの弱さを見てそっと手を差し伸べる所
などなど。
挙げればもっとありますが、本当ネズミくん良い奴過ぎる。
めちゃくちゃ友達思いで優しい子なんだろうなと感じました。
それにネズミくんにとってワニくんは結構心の支えになる人だったんだろうなと。
モグラ君は早々に就職しちゃったけど、ネズミくんとワニくんはバイトで食いつなぎながらやりたいことをやって生きてましたからね。
近しい所がある友人だからこそ絶対に失いたくない友達だったんだと思います。
映画オリジナルで登場したカエルくん
映画後半で新たに登場したカエルくん。
正直かなり好き嫌いの分かれるキャラじゃないかと思います。
初対面なのに馴れ馴れしくて、どこか痛い感じの人。
かわいそうだけど、私もリアルにいたらあんま関わりたくない感じかなと思いました。
そんなカエルくんですが、妙に明るいのには理由があるんです。
それを知るとまた泣けるし、ネズミくんの優しさも改めて感じられます。
ネタバレしすぎると怒られちゃうので続きはぜひ映画で確認してみてください。
Amazon Prime Videoで見れますよ。(初回登録から30日は無料です。)
まとめ
色々と言われている100ワニですが、個人的にはめちゃくちゃいい作品だと思ったので感想を書きました。
特に注目して見たいのはネズミくんの心情ですね。
ワニくん本当良い友達持ってよかったね~って言いたくなるぐらい素敵です。
他のキャラもみんな良い子だし、世界観自体はほのぼのとしていて私はかなり好きです。
続編とかあったらぜひみたいなーと思っています。
というところで今回は以上です。
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