読み方が複数ある苗字に泣かされた新人はきっと私だけじゃないはず。

読み方が複数ある苗字に泣かされた新人はきっと私だけじゃないはず。

仕事を始めると地味~に厄介に感じるのが苗字ではないだろうか。

取引先の担当者やお客様、患者様の他、職場内だけでも頭を抱えてしまうことは決して少なくないだろう。

恥ずかしながら私も、新人時代は苗字によく泣かされたものである。

実際に出会ってみると分かるが、読み方が複数ある苗字というのは非常に厄介だ。

今回はこれまで私が泣かされたことのある苗字について当時のことを振り返りながら、紹介してみようと思う。

読み方が複数ある苗字に泣かされた人はぜひ読んでみて欲しい。

目次

読み方が複数ある苗字に泣かされた話:パート1.平さん

1番印象的だったのは平さんという人に出会った時の話だ。

苗字由来netというサイトの情報によると全国ランキングは591位、全国でおよそ33,000人いると推測されているようだ。

そんなことはさておき、本題はこの平さんがなんと読むのかって所。

私は「たいらさん」と読んでいたのだが、実際は「ひらさん」という方だったのだ。

そもそも当時の私は「平さん」について「たいらさん」以外の読み方があると思ってもいなかった。

勝手に「平さん」=「たいらさん」だと思い込んでいたのだ。

理由はシンプルに昔出会った平さんという人はみんなその読み方だったからである。

そもそも「平」という苗字時代が珍しいので、余計に思い込みが激しくなっていたのである。

今読んでいるあなたも同じような経験があるんじゃないかな。

それともう1つの理由がある。

歴史上の人物は平(たいらの○○)って読むじゃん?

学生時代歴史の授業で習った「平清盛」。

この人は「たいらのきよもり」と読むではないか。

これも「平さん=たいらさん」以外にあり得ないと思い込ませていた要因である。

だからまさか「ひらさん」と読む人がいるとは思ってもいなかったのだ。

結果、上司の前で取引先の担当者の名前を盛大に間違えてしまったのである。

「たいらさんは~○○」

と私が何か話そうとしていた瞬間、

ひらです!

と訂正されたのが今でも忘れられないし、思い出すだけでも恥ずかしくなる。

良識ある人間なら読み方が複数ある苗字なら一度確認するはずだ。

それをせず、ただ無意識の思い込みだけで間違えてしまったのだから自業自得である。

その後、上司にこっぴどく怒られ、苗字に対する警戒心が人一倍強くなった。

苦い経験だが、結果的に自分の成長に繋がったかなとは思っている。

しかし、当時の平さんに1点だけ突っ込みたいなと思うこともある。

苗字よく間違えられないですか!?

読み方が2つもある苗字なら私以外にも間違えたことのある人間はいると思うのである。

しかし、当時の平さんはマジで初めて間違えられたかのような反応で、正直びっくりした。

本当に失礼なことをしたとは思うが、その時の反応が未だに疑問で心残りである。

読み方が複数ある苗字に泣かされた話:パート2.東島さん

2つ目は東島さん。

恐らくほとんどの方は「ひがしじまさん」と読むのではないだろうか。

私もそう思っていたのだが、当時出会った方は「とうじまさん」という方だったのである。

これまた珍しくて紛らわしい苗字。

初見では絶対分からない。

今後営業で回るときはできれば出会いたくない苗字ランキングトップ10ぐらいには入りそうである。

「東島さん」と対面する際は必ず名前を確認するよう頭の片隅にでも入れておいてほしい。

ちなみに私が出会った「東島さん(とうじまさん)」はすごく温厚で優しい人だった。

「東島様(ひがしじまさま)でお間違いなかったですか?」

と確認した際、

「ごめんな~とうじまって言うんよ。俺もひがしじまって読み方が良かったんやけどな~」

と間違えた私のフォローまでしてくれた。

この人はきっとすごく良い人である。

読み方が複数ある苗字に泣かされた話:パート3.渡辺さん

渡辺さんも仕事の時にはなかなか出会いたくない名前の1つである。

渡辺さんの場合は読み方以外に厄介な点がもう1つある。

漢字だけでもとんでもない種類があることだ。

渡辺、渡部、渡邊、渡邉など。

巷では50種類以上あるとの話もある。

つまり、漢字を間違えずに記載するだけでも一苦労な苗字なのだ。

だが、これまでの経験上、渡辺さんは意外と優しい人が多いようなイメージもある。

「わたなべさんって漢字はどう書くんですか?」

と聞くと

「難しいので『渡辺』でいいですよ」と

返してくれる人も多いのである。

もちろん役場など正式な手続きに関する書類でそうはいかないと思うが、自身の苗字に関してはお手柔らかなイメージがある。

あくまでイメージなので妄信するのは遠慮願いたい。

前置き長くなったが、本題は読み方である。

渡辺には「わたべ」と読む人もいるらしい

これは正直かなり驚いた。

「ひらさん」の次に衝撃だったかな。

私も一度だけお会いしたことがあるが、本人も

「よく(珍しいと)言われます」

とのことだった。

ここまで珍しい読み方となると当事者も間違えられない方が一大イベントなのかもしれない。

むしろあえて間違えれることで、次の話に繋げやすかったりもするのかな。

当時の渡辺(わたべ)さんの雰囲気的にそんな印象を覚えた。

私は初対面の人と話す際、話す内容が無さ過ぎて困ってしまうので、間違えられやすい苗字にはちょっぴり羨ましさも感じる。

実際当人がどう思ってるかは分かんないけどね。

読み方が複数ある苗字に関して世間の声を探ってみた。

コチラは読み間違えられる側の声。

今まで読み違えられることのなかった人が結婚を機に間違えられるようになるってたしかに新鮮。

気持ちは凄く複雑そう。

正直1番怖いのが電話だと思う。

今回紹介した平さん・東島さん・渡辺さんとかだとかなり大変そうだ。

たまに気遣って訂正しない人もいるので、なかなか難しい問題である。

おわりに

今回読み方が複数ある苗字について新人時代に泣かされたエピソードを3つ厳選してまとめてみた。

読み方が複数ある苗字は紛らわしくて凄く厄介ですが、お互いに気遣いが大事になるのかなと思う。

  • 名前を呼ぶ側:「○○さんでお間違いないですか?」と確認する
  • 名前を呼ばれる側:間違えて呼ばれたら正しく訂正する

気遣って訂正しないままにしていると状況によっては重大なミスにつながることもあるので、間違えられたら正しく訂正してあげた方がいいのではないだろうか。

一方で呼ぶ側は、出会った当初(名刺交換)のタイミングで確認し、覚えておく。間違えた場合は誠心誠意謝るのが自分の印象も変に悪くせず済むと思う。

ではでは。

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