2023年3月に「The Final Season 完結編」の前編が放送されたのを機に更新が止まっている『進撃の巨人』。
原作漫画は完結した本作ですが、アニメの方はまだ終了していません。
通常アニメは1クール12～13話構成で放送されることが多いですが、進撃の巨人の場合はちょっと変則的なスケジュールでの放送となっています。
視聴者側からすれば、「The Final Season 完結編」は前編・後編とも一気に放送されるのが自然ですが、後編の放送は2023年秋アニメ枠まで延期となっている状況です。
延期・放送中止が続いているのはなにか理由があるのでしょうか。
本記事では「進撃の巨人」の放送がストップしている理由について考えられることをまとめています。
進撃の巨人アニメ延期・放送中止はなぜなのか？
進撃の巨人アニメ延期・放送中止に関してアニメーション制作を担当するMAPPAは以下の通り発表しています。
このたび、TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season完結編が、前・後編の二部構成での放送となりますことをご報告させて頂きます。
前編はNHK総合にて３月３日深夜、後編については２０２３年中での放送を予定しております。
後編の放送日時に関しては、決定次第、公式サイトやSNS等でお知らせ致します。
皆さまには、完結までに暫しお待たせしてしまう事となり、誠に申し訳ございません。製作委員会ならび関係者一同、皆さまのご期待に応える作品をお届けできるよう、
引き続き全力で取組んでいきますので、ご理解を賜れますよう宜しくお願い申し上げます。「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
出展：進撃の巨人公式サイト
この他、以前には『進撃の巨人』アニメが3月3日（前編放送日）の時点で完結する予定だったことも明かされています。
上記内容から言えるのは、制作会社がアニメの放送を意図的に先延ばししているわけではないということです。
実際SNS上では以下内容での謝罪もなされていました。
想定以上に作業量が膨れ上がっている
公式からの発表は、完結編の制作にかかる作業量が想定以上に膨らんでいるとのことでした。
たしかに原作漫画を見たら分かりますが、『進撃の巨人』のストーリーはかなり濃い内容です。
このストーリーを1回の放送で完結まで持っていこうと考えると映画1回分以上のボリュームになることが予測できるので、前編・後編の2話構成になるのは必然ともいえます。
また、人気作であるが故に失敗が許されないので、作画のクオリティにかなり力を入れている可能性も示唆されます。
そういう意味でいうと、後編の放送はファンからすればかなり期待できるものとなるのではないでしょうか。
完結編（後編）の放送が待ち遠しい所です。
他の作品の制作にも時間がかかる
2つ目の理由として考えられるのが進撃の巨人を制作するMAPPAは他のアニメ作品の制作にも携わっているということです。
直近の主要作では以下2つが挙げられます。
- チェンソーマン
- 呪術廻戦
どちらも放送前から大きな話題を呼び、放送後もSNS上ではファンからは大きな反響が上がっていました。
どちらも共通していえるのは映像の完成度の高さです。
毎回このレベルのクオリティで作画を制作しようと思えば、時間がかかってしまうのも容易に頷けます。
アニメ業界全体で制作が遅れている
最近ではアニメ業界全体で制作が遅れ傾向にあるのも1つの要因として考えられます。
『ニーアオートマタ』や『推しの子』などもアニメ放送中一時的にストップすることがありました。
恐らく下記2つが原因として予測できます。
- コロナ禍の頃の制作スケジュール遅延の影響がまだ続いている
- アニメ制作陣の人手不足
つまり『進撃の巨人』に限らずアニメの制作は遅れやすい状況ではあるということです。
以上のことを踏まえると、放送延期は意図的に引き起こされているわけではないことも分かります。
進撃の巨人アニメ完結編（後編）はいつから再開する？
進撃の巨人アニメ完結編（後編）は2023年秋に放送再開することが発表されました。
NHK総合にて放送予定。詳しいスケジュールは未定。
2023年秋の放送でついにアニメも完結するのではないかと考えられます。
進撃の巨人アニメ完結編（後編）はどこで見れる？
後編の配信については現時点でまだ発表されていません。
基本的にアニメはABEMAで無料配信されることが多いので、無料で見るならリアタイでの放送後にABEAMの配信スケジュールをチェックするといいでしょう。
なお、進撃の巨人の過去のストーリーは以下サービスで配信されています。
| 動画配信サービス | 月額料金 | 無料期間 |
|---|---|---|
| U-NEXT | 2,189円（税込） | 31日間無料＋600pt付与 |
| auスマートパスプレミアム | 548円（税込） | 30日間無料 |
| Hulu | 1,026円（税込） | なし |
| dアニメストア | 550円（税込） | 31日間無料 |
| Amazonプライム | 600円（税込） | 30日間無料 |
| DMM TV | 550円（税込） | 30日間無料 |
| ABEMAプレミアム | 960円（税込） | 2週間無料 |
後編までのストーリーをチェックするなら上記7社の見放題配信で視聴するといいでしょう。
初回登録の方限定の無料期間を活用すれば実質無料で見ることもできるので、まだ見ていない方はぜひ使ってみてください。
進撃の巨人アニメ完結編はどこまで？漫画何巻何話までなのか？
進撃の巨人アニメ完結編の内容は原作漫画33巻～34巻までの内容と考えられます。
2023年3月に放送された前編は以下内容となっていました。
進撃の巨人完結編・前編の内容
- 33巻131話：地鳴らし
- 33巻132話：自由の翼
- 33巻133話：罪人達
- 33巻134話：絶望の淵にて
以上を踏まえると後編の内容は34巻（最終巻）の内容になると考えられます。
進撃の巨人アニメ完結編（後編）は漫画何巻何話まで？
完結編（後編）で放送が予想される内容は以下の通りです。
進撃の巨人完結編・後編の内容
- 34巻135話：天と地の戦い
- 34巻136話：心臓を捧げよ
- 34巻133話：巨人
- 34巻134話：長い夢
- 34巻135話：あの丘の木に向かって
原作漫画1冊分の内容となります。
10年近くに渡って続いた進撃の巨人がついに完結ということでちょっぴり寂しい気もしますが、結末までしっかり見届けましょう。
進撃の巨人アニメ完結編の内容は電子書籍で安く読める!
アニメの放送まで待てない。
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最初から最後までまとめてチェックするならAmebaマンガ。
完結編の内容だけチェックするならDMMブックスかebookjapanがおすすめです。
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まとめ
本記事ではアニメ『進撃の巨人』完結編の放送が遅延している理由に関する考察をまとめて解説しました。
アニメ延期の理由として考えられること
- 想定以上に作業量が膨れ上がっている
- 他の作品の制作にも時間がかかる
- アニメ業界全体で制作が遅れている
ポイントはアニメの延期が制作会社によって意図的に起こされているわけではないということです。
制作に関わるMAPPAは作画のクオリティの高さでも評判の良い会社ですので、相当力を入れて作り込んでいることが予想されます。
その意味でいうと待った分だけアニメが再開した時の喜びも倍増するはずなので、気長に待ちたいですね。
2023年秋の放送が楽しみです。
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